UNDERWORLD : RISE OF THE LYCANS
監督：Patrick Tatopoulos
出演：Michael Sheen , Bill Nighy , Rhona Mitra , Steven Mackintosh , Kevin Grevioux , Shane Brolly , Kate Beckinsale
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人物相関図
数世紀に渡り、闇の世界でヴァンパイア族とライカン（狼男）族は人知を超えた戦いを繰り広げていた。その戦いは、一人の美しい女処刑人セリーンを誕生させることに。家族をライカンに虐殺された復讐のため、抗争の中に身を投じたセリーン。しかし、なぜ彼女は過酷な運命を背負わなければならなかったのか・・・。そこには、もう一人の女戦士の存在があった。前２作では語られることのなかった女処刑人セリーン誕生の謎がいま、明かされる。
（商品ページより転載）
- シリーズ３作目にして時間軸を遡り、ヴァンパイアとライカンの因縁の基を描いたアクション・ホラー。
- 今回はレン・ワイズマンに変わって、前２作でそれぞれクリーチャーデザイン/スーパーバイザー、プロダクションデザインを担当していたパトリック・タトポロスが監督。
- 過去２作で主人公だったセリーンに変わり、長老ビクターの娘ソーニャが今作のヒロインとなっているので、必然的にケイト・ベッキンセイルの出演は無くて残念。ただし、ソーニャ役ローナ・ミトラにも女戦士としての格好良さを存分に感じられ、物足りなさを感じることはない。
- 映像的な統一感を残しながらも、よりアグレッシブな演出によって、良い意味で前２作とでは雰囲気が変化。これには舞台設定が中世となったことによるブラック・レザーで統一されていたコスチュームとガン・アクションの封印という要素も大きいのかも。
- 吸血鬼とライカン族の因縁を破綻少なく描ききって１作目に繋いだストーリー展開は地味めだが、そつなく纏まっていて見応えがある。
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