ゾンビ2030

HUNTING GROUNDS

2008/Canada/90min
監督：Eric Bilodeau
出演：Patrice LeBlanc , Patrick Baby , Marie-E`ve Lemire , E'milie Gilbert-Gagnon ,     Vale'rie Tremblay , Luc Rivard

公式サイト

人類による自然破壊が進み、国連による自然保護政策が施行されてから１９年。一部の軍人と従業員を除き、全人口の９８％はデジタルで埋め尽くされた無機質でヴァーチャルな世界に生きていた。娯楽と言えばアルコールとゲームだけ。そんな生活に耐えられなくなったゲーマーのポールは、違法なガイドを連れて、自然保護区の中で「本物」の獣を相手に狩りをしないかと仲間たちに持ちかける。ガイドのアドバイスにより無事侵入することに成功した一行は早速武器を手に狩りを始めたのだが、彼らはやがて軍事実験の失敗により生まれた大量のゾンビに囲まれていることに気付く。今、彼らの人生で最も「リアル」なサバイバル・ハンティング・ゲームが始まろうとしていた…。
（商品ページより転載）

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• 監督・製作・脚本・撮影エリック・ビロドーによる近未来ゾンビ・ホラー。
• 抑揚の少ない演出は、見せ場になるはずのゾンビ・ハント・シーンでも同じ。総じて作品のテンションは低めに感じる。
• 残念ながらこの監督はサービス精神やユーモアのセンスをそれほど持っていない様に思える。
• ゾンビ・メイクは見るからに低予算作品っぽい仕上がりだが、見栄えは悪くない。
• CGIによるスプラッタ描写は悪くない。ただし、“齧られた感じ”、“齧られたつもり”ばかりで直接のお食事シーンはなし。
• 微妙な年代設定だが、テクノロジーの発展具合は案外正しい描写をしている気がする。
• 何だかどんどん主人公が格好良く見えてくるが、何のことは無く他にロクなキャラクタが居ないだけ。
• いつの時代もゾンビを発生させてしまうのは“軍”なんだなぁ。