CLASH OF THE TITANS
監督：Louis Leterrier
出演：Sam Worthington , Gemma Arterton , Mads Mikkelsen , Alexa Davalos , Jason Flemyng , Ralph Fiennes , Liam Neeson , Tine Stapelfeldt , Luke Evans , Izabella Miko , Liam Cunningham , Hans Matheson , Natalia Vodianova
公式サイト
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神とは、人間を守ってくれる存在ではなかったのか？あろうことか、ペルセウスは、愛する家族を神に殺される―。時は古代ギリシャ世界。神の王であるゼウスを頂点に、神々が君臨していた時代。
ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。しかし、傲慢で自分の欲望を満たすためには何でもありの神々に、人間は反旗を翻すようになっていった。神と人間の争いは日常と化し、漁師を営むペルセウスの家族はそれに巻き込まれ、冥界の神ハデスに船ごと沈められたのだ。オリンポスの神殿では、人間と和解しようと主張する12神と、それを拒むゼウスが対立していた。そこへハデスが現れ、人間を懲らしめる時が来たと進言、その役を任せてくれと申し出る。弟のゼウスに冥界へと追いやられたことを恨むハデスには、密かな企みがあったのだが、怒りで我を失ったゼウスは、ハデスの提案に乗ってしまう。
（商品ページより一部抜粋転載）
- 特撮界の神様レイ・ハリーハウゼンが最後に手がけた1981年に発表された同名作を、監督ルイ・ルテリエ、主演サム・ワーシントンでリメイクしたファンタジー・アドベンチャー。
- 旧作はダイナメーションの傑作として名高いが、今作は当然CGIフル活用となっている。ちょっと残念だが、もしストップ・モーション・アニメにこだわったところで特にメリットはない。
- 劇場公開時には３Ｄ版と２Ｄ版があった。セル・ブルーレイ版には3D＆2Dの２枚組が近日発売される。
- 神々が着ている鎧のデザインは漫画『聖闘士星矢』からインスパイアされているとのことで、ポスター・コラボという企画もやっている。
- CGIとギリシア神話世界の相性は抜群に良い。
- 次々とピンチに陥るスリル、効果的で迫力ある演出が見事なアクション・シーンなど、娯楽作の王道的作品。やはり戦闘シーンが格好良いと全体が締まる。
- メデューサの個人的な好みはオリジナル版＞『パーシー・ジャクソンとパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のユマ・サーマン版＞本作。ただし、美形度は真逆。ちなみに本作で演じたのはロシアのスーパーモデル、ナタリア・ボディアノヴァ。
- 実質的なヒロインであるイオ演じるジェマ・アータートンが何となく良い。
- ブーボーの登場はオリジナル作のファン向けの小ネタとして気が利いている。
- 少し安直な気もするが、すっきりしたハッピー・エンディングは後味が良い。
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