ROYAL KILL / NINJA'S CREED
監督：Babar Ahmed
出演：Alexander Wraith , Gail Kim , Pat Morita , Eric Roberts , Lalaine , Jeannie Crist , Nicole Brown
ヒマラヤ奥地にあるサマーザ王国は、隣国スカンジ帝国の侵略を受けていた。サマーザ王は死の寸前、重大な秘密を衛兵のアダムに告げる。王の娘で、唯一の皇位継承者である王女が、アメリカにいるというのだ。アダムは姫を連れ帰り、王国の危機を救うため、ワシントンへと向かう。だがその頃、スカンジ帝国の手先である女暗殺者ナディアも、サマーザ王家の血を絶やすべく王女を狙っていた。ワシントンを炎に包み、果てしなく続く２人のバトル!!人間の限界を超えた戦闘能力を持つ、光の戦士と闇の戦士。宿命の闘いの決着は？勝つのはどっちだ？
（商品ページより転載）
- 監督・脚本ババール・アーメドによるサスペンス・アクション。
- 2005年に逝去されたノリユキ・パット・モリタも出演。本作の公開年は2009年なので間が空いているが、これが遺作になるんだろうか？だとしたら“残念”としか言いようが無いんだが…。
- ジャケ写を見て、好きなシチュエーションの“現代で外国人が日本刀を振り回して戦う画”を堪能できるかと思ったが、残念ながらそれは叶わず。確かに後半でチャンバラ・アクション・シーンはあったものの、作中の大半は肉弾戦。
- ジャケ写のようなコスチューム（と人物）は一切出てこないのは想定内。さすがに慣れっこだ。
- 空撮と一枚絵２枚による両極端なお金の掛け方のオープニングで世界観を伝えられるが、意味不明でしかない。
- 基本的には主人公アダムのモノローグで進行していく典型的な演出力不足作品。
- 暗殺者ナディア役のゲイル・キムは顔が怖いが、アクションはとても格好良く画面栄えする。
- クライマックスで事実が判明するのは良いけど、典型的な“やっては駄目”なオチに呆然とする。ネタバラシすると結局は全て精神疾患を患った男の妄想・幻覚。最悪だ。
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