X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-MEN: FIRST CLASS
2011/USA/131min
監督:Matthew Vaughn
出演:James McAvoy , Laurence Belcher , Michael Fassbender , Bill Milner , Kevin Bacon , Rose Byrne , Jennifer Lawrence , Beth Goddard , Morgan Lily , Oliver Platt , Alex Gonzalez , Jason Flemyng , Zoe Kravitz , January Jones , Nicholas Hoult

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国際情勢が緊迫する1960年代、強力なテレパシー能力を持つ青年チャールズが、金属を自在に操れるエリックとめぐり合う。ミュータントとして人類と闘うべきか共存すべきか、異なる信念を抱きながらも友情を深めたふたりは、世界各地のミュータントを仲間に迎え入れていく。しかし戦時中にエリックの母親を殺した元ナチスの科学者セバスチャンが、ミュータント集団“ヘルファイアークラブ”を結成。やがてセバスチャンが悪魔のごとき計画を実行に移したとき、チャールズとエリックはその野望の阻止に挑むが、過酷な運命は彼らの絆を引き裂き、人類との“共存”か“支配”か、という正反対の道へと導いていくのだった……。
商品ページより転載)

  • 『X-MEN』の前日譚を描いたSF・アクション・アドベンチャー。
  • 『X-MEN』以後の状況や人間関係が次々と明らかになっていく展開は、シリーズを見続けてきた人にはたまらない面白さがある。
  • 登場するミュータント全てが格好良く描かれ、それぞれきちんと見せ場が用意されているあたりに、ファンにとって真摯な態度で作られた事が伺える。
  • 当然、ほぼ全てのキャストが一新されているが、特に違和感を感じない絶妙なキャスティング。
  • ハンク・マッコイだけキャラクタと能力が弱いかなと思っていたら…。
  • 基本的にはシリーズ共通のテーマである“マイノリティの苦悩”的な重いテーマとなっているが、真面目一本調子という訳では無い進行と、観客が観たい場面をきっちりと把握して実行されている演出力の高さによってとても見やすい作品になっている。
  • 映像面は文句のつけようが無いハイレベルなハリウッド・クォリティ。
  • ウルヴァリンと呼ばれる前のローガンや、ミスティークが成長した姿(レベッカ・ローミン)が一瞬だけ登場するなどのカメオ出演も楽しい。
  • レイ・ワイズとかマイケル・アイアンサイドとか、ちょい役なのに渋すぎるキャスティングが嬉しい。
  • 多分、新3部作の第1作目になるはず。是非なって欲しい。