JOHN CARTER
監督：Andrew Stanton
出演：Taylor Kitsch , Lynn Collins , Willem Dafoe , Daryl Sabara , Mark Strong , Dominic West , Ciaran Hinds , James Purefoy , Samantha Morton , Thomas Haden Church , Polly Walker
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物語の始まりは、1881年のニューヨーク──ジョン・カーターという名の大富豪が謎の失踪を遂げる。愛する妻と娘を失って以来、他人とのつき合いを絶ってきた彼は、唯一心を許していた甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記を残す。そこに記されていたのは、想像を絶する彼の“体験談”──。
（公式サイトより一部抜粋転載）
- 1912年にエドガー・ライス・バローズが発表した『火星のプリンセス』を実写映画化。同作はヒロイック・ファンタジーの原点とされ、数々のSF作品に影響を与えている。
- 『トイ・ストーリー』シリーズ原案・脚本、『ファインディング・ニモ』監督・脚本・原案などのアンドリュー・スタントンが実写作品を初監督。
- 『ウルヴァリン：Ｘ-ＭＥＮ ＺＥＲＯ』のガンビット役などのテイラー・キッチュ主演。
- ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として鳴り物入りで作られたが、不入りによる記録的大赤字に終わったらしい。
- 火星探査機キュリオシティーから続々と情報が送られてきている現在、この作品を素直に楽しむにはいろいろと厳しいものがある。当然アナザー・ワールドとして観るべきだが、それでも異様にジャンプ力がある男が異星人とともに砂漠で大暴れ、という構図にしか思えず、最後まで作品世界に入り込めなかったのが悔しい。
- それを言ったらお終いではあるが、火星を舞台にする必要性は無い気がする。
- 火星犬のウーラなんて鋭い歯がいっぱい生えてるし気持ち悪くて怖いだけじゃねぇか、と思っていたのに最後のほうでは可愛らしく見えてくる不思議。多分、懸命さにやられるんだろう。
- ヒロインは見た目が格好良くて頼もしい感じ。もうちょっと可愛げがあっても良かったのでは…。
- 仕方がないとはいえ、『スター・ウォーズ』『スター・ゲイト』『アバター』等々、ストーリーも映像面も随所に既視感がある。せめて『アバター』より先に作られていたらもっとヒットしていたかも。
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