BONNIE AND CLYDE VS DRACULA
2008/USA/90min監督:Timothy Friend
出演:Tiffany Shepis , Trent Haaga , Allen Lowman , Jennifer Friend , Russell Friend , F. Martin Glynn , T. Max Graham , Anita Cordell , Jared Reck , Harley
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極悪ギャングがヴァンパイアに出逢った時、そこは血の海と化す…!!!
凶悪な犯罪を重ね逃亡を続けるカップル、ボニーとクライド。彼らが押し入った家に不幸にも泥棒が侵入。当然、泥棒を殺した二人だったが、傷ついた昔の仲間を助けるためにやむなく近隣の民家へと助けを求める。そこに住んでいたのは、覆面を被ったDr.ラブレスという怪しい博士と風変わりな妹、アナベル。一風変わったこの家に転がり込む二人だったが、この家の地下室にはある怪物が住んでいて…。遂に、その秘密を知ってしまった二人。史上最悪の戦いが幕を明ける!!!
(商品ページより転載)
- B級作品にしては珍しく“ドラキュラ伯爵様”を扱わないんだなと邦題で油断したら、原題がすでに『BONNIE AND CLYDE VS DRACULA』だった。
- 言うまでもないが、キャラクタとしては実在のボニー&クライドではなく『俺たちに明日はない』をベースにしたものとなっている。
- ボニー役は『案山子男』『化け物屋敷と悪魔教授』『SVZ ストリッパーVS.ゾンビ』など、B級街道を駆け抜けるティファニー・シェピス。いかにも強気そうな顔立ちが印象的。
- クライド役トレント・ハーガは『悪魔の毒々モンスター/新世紀絶叫バトル』『TATARI 02』の脚本家。
- アナベル役ジェニファー・フレンドのエキセントリックさがちょっと可愛らしい。
- ボニー&クライドとヴァンパアイものを組み合わせてみようとした発想力は素晴らしい。
- 2つの異なるストーリーが後半で交差してクライマックスを迎える構成。設定は悪くなく、展開も丁寧に描かれてわかりやすい。ようやく迎えるクライマックスが盛り上りに欠けてしまっているのが残念。ちなみに上の商品ページのストーリー解説は実際の内容と少し違っているが、それほど問題はない。
- 総じてドラキュラ伯爵様の扱いが酷過ぎる。これには強い遺憾の意を示したい。
- せっかく稀代のキャラクタを出したところで、ボニー&クライド、ドラキュラ伯爵様じゃなくても成立する内容だったのは勿体無い。
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