るろうに剣心
監督：大友啓史
出演：佐藤健 , 武井咲 , 吉川晃司 , 蒼井優 , 青木崇高 , 綾野剛 , 須藤元気 , 田中偉登 , 斎藤洋介 , 平田薫 , 永野芽郁 , 平山祐介 , 深水元基 , 奥田瑛二 , 江口洋介 , 香川照之
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今から約140年前――動乱の幕末。
最強の暗殺者と恐れられ、＜人斬り抜刀斎＞と呼ばれた男がいた。神より速く、修羅より強い、維新の志士。一対多数の戦いを得意とし、剣を抜いたら最後、生き残る者はいない。
戦いが終わり、明治という新しい時代が訪れ、抜刀斎は姿を消した。「最強」の伝説だけを残して――。
あれから10年、いまだ乱れた世に現れた、ひとりの男。斬れない刀＝逆刃刀で人を助ける、流浪人・緋村剣心。もう決して人は殺さない＜不殺（ころさず）の誓い＞を立てた抜刀斎だった。大切な人たちが平和に暮らせる時代を作るため、いま剣心の真の戦いが始まる――！
（商品ページより転載）
- 和月伸宏作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作としたアクション作品。
- 原作の漫画連載終了から13年、何故今実写化なのかという疑問には、製作陣・原作者共に主人公の緋村剣心を演じられる役者として佐藤健が現れたからとのこと。これには実際に動いている映像を見れば納得できる。
- 脇を固めるキャスティングも、最初こそ意外に思うが実際に見ると特に異論はなくなる。
- 原作付の作品としてストーリー、キャラクタ再現度ともに丁寧に作られている。ほぼ原作通りの衣装もギリギリの線でコスプレに見えない匙加減が絶妙。
- 作品の肝となるチャンバラを含めたアクション・シーンは、アクション、カメラ・ワークなど全てにおいて迫力とスピード感があり、とにかく格好良く作られている。
- もう少しコメディ要素があっても良かったかもしれないと思うほど、実に男臭くシリアスな作品に仕上がっていたことはちょっと意外。良い誤算だった。
- 武井咲が猫を可愛がるシーンで「この娘さんはきっと良い子だ」と思ったのは自分だけではないと思いたい。
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