監督：Sidney J. Furie
出演：Barbara Hershey , Ron Silver , David Labiosa , George Coe , Margaret Blye , Jacqueline Brookes , Richard Brestoff , Michael Alldredge
カーラ・モーランは30そこそこの美人で3人の子持ち。夫とは別居中で、会社の受付係をしながら秘書になるために勉強する毎日だった。ある夜、彼女は姿なき何者かに寝室に襲われ、乱暴されてしまう。あり得ない出来事に彼女はおびえ、精神科医の診察を受けるが医師はカーラの話を信じずに、極端な性的罪悪感が原因の精神分裂症と診断を下す。やがてカーラは2人の超心理学者に出会い、調査を依頼したところ、彼らは確かに霊体の存在を確認し、その正体を暴こうとする……。
（商品ページより転載）
- ロサンゼルスで起きた実話に基づいたというオカルト・ホラー。
- 後に『スーパーマン４／最強の敵』などを撮るシドニー・Ｊ・フューリーが監督。
- 何はともあれ、実体のない霊体に襲われるカーラ役バーバラ・ハーシーの熱演が見もの。
- 題材とシチュエーションこそ扇情的ではあるが、実際にはエロ目線で見たところで物足りないかも。とは言っても、やはり思春期の少年あたりには刺激が強いか。
- 霊体に襲われ、胸を揉まれるシーンは必見。今ならCGIを駆使してもっとリアルに出来るんだろうけど、多分それでは何か物足りない感じになるんだろう。
- 超心理学者が登場するあたりからストーリーがどんどん進んでいくが、同時に結構なトンデモ具合になっていく。幽霊って凍るのか…。
- 頑なにオカルト話を否定する精神科医が邪魔臭いものの、クライマックスでカーラの救出に向かったのは彼だけだった、というのも皮肉めいている。
- 所謂“霊媒師”的な人が一切登場しないのは少々不自然に思える。
- 結局正体もわからず、何も解決していない。
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