THE WOMAN IN BLACK
監督：James Watkins
出演：Daniel Radcliffe , Ciaran Hinds , Janet McTeer , Liz White , Roger Allam , Tim McMullan , Jessica Raine , Shaun Dooley , Daniel Cerqueira , Mary Stockley , David Burke , Sophie Stuckey
公式サイト
19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップスは、4年前に愛妻ステラを亡くして以来、失意のどん底に沈んでいた。そんなある日、事務所の所長から新たな仕事を命じられた彼は、ひとり息子ジョセフをロンドンに残し、田舎町クライシン・ギフォードへの出張に旅立つ。列車を乗り継いで現地に着いたアーサーに課せられたのは、最近他界したアリス・ドラブロウ夫人の“イールマーシュの館”に赴き、彼女の遺言書を見つけ出すこと。ところが沼地の島にぽつんとそびえ立つ館にはただならぬ陰鬱なムードが漂い、謎めいた“黒衣の女”が森や窓辺に出没する。やがてこの館の忌まわしい過去と、町の大勢の子供たちが相次いで変死している事実を探りあてたアーサーは、自らも恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていくのだった……
（商品ページより転載）
- ダニエル・ラドクリフ主演のゴシック・ホラー。枕詞的に“ハリー・ポッターの”と付いてしまうのは仕方がないところ。
- 復活を果たしたイギリスのホラー・メイカーの名門ハマー（旧ハマー・フィルム）作品。
- 作中の雰囲気は非常に重苦しく、伝統的なチラ見せの怖がらせ方は効果的。日本のホラー映画の影響も少なからずあったとのこと。Jホラーというより昔ながらの“怪談”の方が意味合いとして近いかも。
- ダニエル・ラドクリフの演技自体は素晴らしいし、脱“ハリー・ポッター”を果たしている事も認めたい。ただ、どうしても４歳の子供がいる父親に見えなかったのは偏見のせいか。
- 結末は形としてはバッド・エンディングではあっても、アーサーにとってはハッピー・エンディングなのかも。
- イギリスでの大ヒットを受け続編の製作が決まっているとのこと。本作の40年後の話らしいけど、どうなるか楽しみ。
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