LA CASA DEL FIN DE LOS TIEMPOS / THE HOUSE AT THE END OF TIME
監督：Alejandro Hidalgo
出演：Ruddy Rodriguez , Gonzalo Cubero , Rosmel Bustamante , Hector Mercado , Guillermo Garcia , Adriana Calzadilla , Simona Chirinos , Miguel Flores , Yucemar Morales , Efrain Romero , Jose Leon
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1981年のベネズエラ。ドゥルセは失業中の夫と2人の息子の4人で、ささやかな生活を送っていた。11月11日、兄弟が遊んでいた最中の不幸な事故で、弟ロドリゴは亡くなってしまう。その日の深夜11時過ぎ、家の中で夫ホセは殺され、長男のレオポルドがこつ然と姿を消す。彼女は警察に逮捕され、夫と息子を殺害したとして終身刑を言い渡される。2011年11月―30年ぶりにドゥルセが保釈され、自宅である家に戻ってきた。保釈された老女のカウンセリングを担当することになった神父は、30年前の事件の謎に迫っていくことになる・・。
（商品ページより転載）
- 監督・製作・脚本：アレハンドロ・イダルゴによるベネズエラのサスペンス・ホラー。
- 前情報も無いまま多分お化け屋敷系なんだろうと思って観ていたので、待っていた超展開にはかなり驚いた。これはホラーではなくSFの範疇か。
- 内容自体は観終えて全てを承知した上で観直したくなるほどの意外な拾い物的作品。マイナス面は特殊メイクで表現された老女の出来がそれほど良くない事だけが少し気になる程度。
- 過去と現在で時系列を入れ替えながら進行する前半～中盤までは多少なりともモヤモヤさせつつも真実は何なのかを見極めたくなる語り口が見事。更に数々の伏線、真実が明らかになりクライマックスへと至る後半30分の怒涛の展開は、とても複雑で難解な状況さえも楽しいと思わせるほどの面白さがある。
- 神父と老女によるラスト・シークエンスでもう一ネタ仕込んであるあたりが小粋。
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