SUICIDE SQUAD
監督：David Ayer
出演：Will Smith , Jared Leto , Margot Robbie , Joel Kinnaman , Viola Davis , Jai Courtney , Jay Hernandez , Adewale Akinnuoye-Agbaje , Ike Barinholtz , Scott Eastwood , Cara Delevingne , 福原かれん , Adam Beach , Shailyn Pierre-Dixon , Jim Parrack , Common , Ezra Miller , Ben Affleck
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世界崩壊の危機に、政府は、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成。命令に背いたり、任務に失敗したら、自爆装置が作動する、まさにスーサイド（自殺）な状況の中、愛するジョーカーのことしか頭にないハーレイ・クインと、正義感も団結力もない寄せ集めの10人の悪党たちは、一体どんな戦いを魅せるのか？
（商品ページより転載）
- DCエクステンデッド・ユニバース第３弾。
- 監督は『エンド・オブ・ウォッチ』『フューリー』などのデヴィッド・エアー。製作総指揮にザック・スナイダー。
- 出演はウィル・スミス、ジャレッド・レトー、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデスなど。
- 今回は劇場版より13分程長いというエクステンデッド・エディションを鑑賞。
- あえて内容の情報はシャットアウトしていたので、スーパーマンが居なくなった世界＝『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のラストからしっかりと繋がっている事に驚いた。よく考えたら当然ではあるんだけど。
- とりあえず本作の看板娘であるハーレイ・クインの動く姿を見るだけでも満足出来るけど、それだけでは勿体無い程に濃くて魅力あるキャラクタが多数登場する。序盤ではバットマンも結構な頻度で登場。
- スリップノットの登場時間の短さにも驚いた。
- 前半は各キャラクタの紹介編となっているので、特に予備知識が無くても楽しめる。
- 強力なキャラクタ性を持つジョーカーの出演シーンが短めなのは編集段階で“ジョーカーの映画を作るのに十分な量”がカットされているから、とのこと。ジョーカー視点のバージョンを作ったら面白いかも。
- 海外版予告編で観られたハーレイ・クインがバットを銃に見立てて撃つ真似をしているシーンはカットされている模様。何故だ。
- ストーリー展開としては、悪党が首に爆弾を埋め込まれて仕方なく危険を冒して要人救助に向かうという『ニューヨーク1997』ととても似たようなもの。悪党が正義に目覚めて巨悪と対峙する、なんてことはなく、悪党は悪党のまま“邪悪”なものを、仕方なく＆気に入らないから排除するといった姿勢が貫かれていて面白い。
- 正直なところ、そこまでメンバーが極悪非道の悪党に見えない、少しデッドショットとハーレイ・クインの比重が高過ぎるとか、状況設定が近しい『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と比べてしまうと演出面を含めて纏まりがよくないなど否定的な感想になってしまうところもあるけど、それでも単純に観ていて楽しい作品であり、アメコミ映画好きとしては充分に満足できた。
- よし、次は3D版観よう。
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