キングコング:髑髏島の巨神

KONG: SKULL ISLAND
2017/China , Australia , Canada , USA/118min
監督:Jordan Vogt-Roberts
出演:Tom Hiddleston , Samuel L. Jackson , Brie Larson , John C. Reilly , John Goodman , Corey Hawkins , John Ortiz , Tian Jing , Toby Kebbell , Jason Mitchell , Shea Whigham , Thomas Mann , Eugene Cordero , Marc Evan Jackson

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それは簡単な任務のはずだった…。舞台は、神話の中にだけ存在するとされた謎の島、髑髏島(ドクロトウ)。未知の生物を求め調査遠征隊が潜入するが、島に着くやいなや、状況は一変する。島の至るところに、骸骨が散らばり、そして岩壁には血塗られた巨大な手跡。そこは人が決して足を踏み入れてはいけない場所だった…。
そして遂にその姿を現す、巨大なる王キングコング。そして次々と現れる、正体不明の巨大モンスターたちに人間は為す術もなく、逃げ惑うのみ。髑髏島の秘密とは?。果たしてコングは人類にとって悪魔なのか、神なる存在なのかー。人類は生きて、この島から脱出できるのか?。

商品ページより転載)

  • ギャレス・エドワーズ監督作『GODZILLA ゴジラ』と同一世界(モンスターバース)の物語として製作された怪獣映画。ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督作。
  • キングコングの映画としては通算8作目とのことだけど、過去作との繋がりはない。
  • 主人公となるジェームズ・コンラッドを演じるのは『マイティ・ソー』などのロキでお馴染みのトム・ヒドルストン。
  • 所謂“怪獣”映画なのに着ぐるみではないのは寂しいところがあるけど、CGIによるコングをはじめとした怪獣達は派手さ、迫力ともに申し分ない仕上がりとなっている。微妙な表情などの演出はCGIならではという気がする。
  • 内容は謎の島に来たのはいいけど巨大モンスターがいっぱいでヤバいから逃げる、コングが暴れてナンボという程度のもの。それで充分。
  • 後半タンクトップ姿で困難を乗り切るメイソンを演じるブリー・ラーソンがどことなく少しエロい。
  • 特にここ数年、サミュエル・L・ジャクソンの出演作が多いと思うのは気のせいではない。使いやすいんだろうなぁ。
  • 今作のコングはヒロインに好意を抱いて攫っていくような描写は無いし、捕獲して見世物にしようという人間も居ないのが新鮮。
  • 一段落ついた後、ジョン・C・ライリー演じるハンクの姿を描いたラスト・シークエンスはなかなか感動的。そんな終わり方を迎えるとは思わなかったので不意打ちを喰らった感じ。
  • エンド・ロール後にはゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンなどの姿が描かれているらしい壁画が映される。これは当然続編への前フリであり、ギャレス・エドワーズ監督作品『GODZILLA 2(原題)』を経た後に、かの1962年の名(迷?)作『キングコング対ゴジラ』を越えた夢の共演を果たすことになりそう。
  • ●ところで、ファン以外不満・批判しか起きないのがわかりきっているのに、何故本職ではない芸能人に吹き替えを担当させ続けるのか。本当に止めてもらいたい。やるにしてもせめて端役が順当だと思うんだけど…。

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