WORLD WAR DEAD: RISE OF THE FALLEN
監督：Freddie Hutton-Mills , Bart Ruspoli
出演：Ray Panthaki , Wendy Glenn , Kacey Barnfield , Philip Barantini , Robert Bladen , Solveig Eva , Kyle Frank
公式サイト
第一次世界大戦から100年を記念して、テレビ局のドキュメンタリー制作チームが歴史的に有名な戦いにまつわる新たな謎で視聴率を稼ごうと、ソンムにやって来る。クルーはいきなり不慣れな土地で道に迷う。それぞれに不安な気持ちを抱いた状況でロケを開始した彼らの行く先で、ひとつまたひとつ説明のつかない不可解な事象が起こりはじめる。彼らが掘り起こしたのは、100年前に戦死した兵士たちの物語ではなく、死者の軍隊との新たな戦争だった・・・。
（商品ページより転載）
- フレディ・ハットン＝ミルズ、バート・ラスポリ監督によるイギリスのゾンビ・アクション。
- 出演はレイ・パンサキ、ウェンディ・グレン、ケイシー・バーンフィールド、フィリップ・バランティーニ他。
- 基本はPOV形式ではありながらモキュメンタリーと言う訳ではなく、所々でPOVとは言い難い普通のカメラワークになるため、むしろ一人称視点が邪魔に思えてしまう。折角のアイディアを活かしきれていないようで勿体無い。
- 実際にゾンビが登場するのは30分程経過してから。特に興味を惹かれる事も起きず、只の状況説明にしては長過ぎる。
- 緩慢な動きで獲物を執拗に追ってくるゾンビの姿そのものは悪くないながら、夜間にドキュメンタリーを撮影している体裁による構図の不安定さとわかり辛さが重なって、ゾンビの表情（とメイクの質）が判り辛いのが難点。
- 話自体はゾンビに襲われたので逃げるというだけのもの（まぁゾンビものってほとんどそんなのだけど）で、目新しさや特別なサプライズが待っている訳では無く、至って凡庸なゾンビものと言ったところ。
- 結局ゾンビ発生の原因は黒魔術なのか遺体の怨念なのかとか、100年前の兵士の遺体が骸骨化しないで身体が残ってるのはおかしいとか、気になりだしたら負けな気がする。
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