APORIA
監督：Rec Revan
出演：Aysel Yusubova , Mubariz Samadov , Perviz Ismayilov , Rahim Gojayev , Lala Mammad
公式サイト 公式Instagram
・とどまるも地獄、這い上がるも地獄!
・アゼルバイジャン発、究極のサバイバル・ゾンビ・ホラー！
強制収容所から突然、謎の武装集団にトラックで連れ出された住民たち。トラックから降ろされると、突然、銃口を向けられ虐殺が始まる。次々と人々が銃殺される中、かろうじて大地に空いた深い穴に落ちて難を逃れたカップル。しかし、そこは自力で這い上がるには困難な場所。長く留まれば、彼らに待ち受けているのは餓死か謎の注射で感染したゾンビ化。上に登れたとしても待ち構えるのは銃口かも知れない中、ついに脱出を試みるが・・・!
（商品ページより転載）
- アゼルバイジャンのアクション・ゾンビ・ホラー。
- 監督・脚本・製作・撮影：レック・リバン。出演はエイゼル・ユスボバ、ムバリス・サマドフ、パービス・イズメイラブ他。
- 邦題『ゾンビ・オア・ダイ』ゾンビか死か…って、どちらにしても死ぬんだよねぇ。
- 最序盤でそこそこ高めの残酷表現があったので期待しつつ鑑賞を続けたものの、後はもっぱら穴の中から脱出しようと藻掻く夫婦の姿を描くのみという嘘みたいな（投稿日がエイプリルフールだけに…）展開しか無かったのには参った。せめてこの夫婦のキャラクタがもう少し魅力的だったりヒーロー性みたいなものがあれば良かったかもしれないけど、ひたすら凡人に描かれているので、ただただ退屈と言わざるを得ない。あぁ、そう言えば奥さんずっとタンクトップ姿で雨に濡れて寒くないのかなぁとは思った。
- 結局ゾンビさんが登場するのは開始から58分過ぎてから。その上ほんの数カットで退治されてしまうので随分と消化不良となる。
- 「人を殺しちゃった。」「人じゃない。」「じゃあ何？」「わからん。生まれ変わった何かだ。」…“ゾンビ”って言うんだよ！
- そこから漸く少しずつ物語が進行しはじめるとは言え、見所らしいものはゾンビ化寸前の夫がカエルを生で食べる姿くらいしかない。
- 次のゾンビが出るのは開始から78分過ぎてからで、これもほんの数カット程度。ちなみに総上映時間は86分。ゾンビ・メイク自体は手が込んでいるので何だか勿体無い。そもそも、この作品からゾンビ要素を除いても全く問題ないのでは…。
- Ｂ級らしい救いのないバッド・エンドとなるラスト・シークエンスは悪くは無いんだけどなぁ。
コメント