VOODOO MAN
監督：William Beaudine
出演：Bela Lugosi , John Carradine , George Zucco , Wanda McKay , Louise Currie , Terry Walker , Mary Currier
・生ける屍が集う狂気の世界 身の毛もよだつ恐怖映画
マーロウ博士は妻エブリンを生き返らそうと若い女性を誘拐し、実験を重ねていた。ある日、ベティのいとこステラが行方不明になる。ベティが婚約者で脚本家のラルフと博士の家を訪れると、そこには……。
（作品解説文より転載）
- ホラー映画パーフェクトコレクション『ゾンビの世界』７本目。
- 監督はウィリアム・ボーダイン。出演はベラ・ルゴシ、ジョン・キャラダイン、ジョージ・ザッコ、ワンダ・マッケイ、ルイーズ・カリー、テリー・ウォーカー、メアリー・カリー他。
- あらすじから単にマッド・サイエンティストの話かと思ったら、それにヴードゥーの秘術による反魂がプラスされたお話だった。
- マーロウ博士を演じるベラ・ルゴシはゾンビ・マスターの方ではなく怪しげな機器を操る博士を演じている。何はともあれ魅惑のどアップを何度も堪能出来てご満悦。
- 博士の実験に使われ魂が抜けた状態の女性たちをゾンビと呼んでいるけど、どうやら死には至っていないっぽい。また、22年前に亡くなったのに秘術で若さを保っているマーロウ博士の妻エブリンはゾンビと呼ぶ事は無く、設定はそれほど練り込まれていないように感じられる。
- ジョージ・ザッコ演じるヴードゥーの祈祷師ニコラスは、反魂や死体を腐敗させない秘術に加え、持ち物に念じるだけで対象者を遠隔操作できるほどの強力な呪術師なのに、博士に従っているのは謎。
- 主人公かと思っていたラルフが博士の手下のパンチ一発でのびている間に事件が収束してしまうのは前代未聞では…。そもそも解決したのかどうかも曖昧だったけど。
- ラスト・シーンでまさかの楽屋落ちを喰らうとは思わなかったけど、そう言えば確かに前半で前フリがあったな。
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