スピーシーズ・リターン 種の終焉

THE PROGENY
1998/USA/96min
監督:Brian Yuzna
出演:Arnold Vosloo , Jillian McWhirter , Brad Dourif , Lindsay Crouse , Wilford Brimley , Willard E. Pugh , David Wells

外科医クレイグ・バートンとその妻シェリーはある夜、交歓のさなか奇妙な光と共に意識を失う。それが全ての始まりだった。シェリーは妊娠し、異常な胎動に翻弄される。クレイグは自分が医学的に殆ど子をもうける可能性のない体と知り、妊娠の原因があの夜の異常な体験に隠されていると考え、催眠治療により妻の失った記憶を呼び覚ます。それにより、受胎がエイリアンの仕業と確信したクレイグは、エイリアン事件の専門家バート・クラヴェルの強力を得て、次第に狂気に陥っていく妻の体から胎児を取り出す賭けに出る…。
作品紹介ページより転載)

  • 監督にブライアン・ユズナ、脚本がスチュアート・ゴードンの『死霊のしたたり』コンビによる、エイリアンのアブダクション(拉致)とインプラント(入植)を描いたSF・ホラー。
  • SFXはスクリーミング・マッド・ジョージ先生。
  • 主演は後の『ハムナプトラ』シリーズのイムホテップ役アーノルド・ヴォスルー。他にブラッド・ドゥーリフが、ちょっとヤバめのヘタレ先生役で大熱演。
  • 『スピーシーズ』シリーズとは無関係。
  • SFとはいっても派手な映像効果やアクションなどで見せるタイプではなく、ミステリアスなストーリー展開とショッキングな映像をバランス良く配して手堅く纏めている。ただ、作品テンポは遅めで中弛みが多少目立ち気味。
  • 結局、救いが無く後味の悪い結末となるが、ブラッド・ドゥーリフが生き残る役というのも何気に珍しい気がする。

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