監督:落合賢
出演:ディーン・フジオカ , 森川葵 , 和田聰宏 , 中島崇博 , 峰蘭太郎
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忍は脅威だと危険視され、幕府が「忍者禁止令」を発布。もはや忍は存在しないと思われていた時代。長野藩の救済を乞う為に江戸へと向かう幸姫ら一行の中には、忍であることを伏せている伝蔵がいた。道中、山へと入っていく一行を襲う“もののけ”が突如現れる。江戸へたどり着かなければ藩を取り潰されてしまう幸姫。命がけの旅。いつしか2人の間には特別な思いが芽生え始めていた。果たして伝蔵は“もののけ”から幸姫を守り、無事に山を抜けることが出来るのか。そして、二人の切ない運命は――。
(公式サイトより転載)
- ディーン・フジオカ主演のアクション・時代劇。
- 忍者が“もののけ”と戦う。このシチュエーションだけで観ない訳にはいかなくなる。
- 忍者といっても黒ずくめの覆面姿になることはなく、超能力じみた忍術や現実離れした忍具を使うこともない。
- アクション・シーンの数が絶対的に少なく、アクション作品としての面白さは無いに等しい。チャンバラ・シーン自体の迫力は多少物足りなくも見栄えそのものは悪くない。
- そもそもアクション映画ではなく、ボディ・ガード系のロード・ムービーとして観るのが正しかったみたい。
- もののけは水の塊といて表現されているため、どうしてもCGIっぽさが抜けない。クォリティとしては高い。
- クライマックスであるはずのシーンではついに伝蔵が戦うことはないまま、実質的に姫様が一番強かったという驚きつつも気の抜ける謎展開によってどうにも締まらないものになっている。これでいいのか?
- 結局もののけとは何だったのか。何が目的だったのか。途中で宇宙から来たのかも的な会話はあったけど…。
- 最終的にディーン・フジオカと森川葵は出ずっぱりなのでそれぞれのファンならば楽しめるかも、としか言えない。
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