TERRIFIER
2016/United States/84min
監督:Damien Leone
出演:Jenna Kanell , Samantha Scaffidi , David Howard Thornton , Catherine Corcoran , Matt McAllister , Katie Maguire
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・ギコギコしちゃうぞ♪
概略:ハロウィーン・パーティの帰り、タラとドーンはダイナーで酔い醒ましをすることにした。そこに入ってきたのは、ゴミ袋を担いだピエロメイクの男。どういうわけか彼はタラに熱視線を送り続け、その姿にタラは不気味がる。しかし、しばらくするとピエロメイクの男は、トイレでなにか問題をおこしたようで店を追い出されてしまった。ほどなくしてタラとドーンも店を出るが、止めておいた車がパンクしている。 タラは妹のヴィクトリアに電話して、迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロメイクの男はダイナーの店員を殺害。そこからタラは一晩中ピエロメイクの男に追われるはめに……。
(公式Youtubeチャンネルより転載)
- 監督・製作・脚本・編集:デイミアン・レオーネによるスプラッタ・ホラー。
- 2008年に制作されたオムニバス短編映画『All Hallows Eve』のうちの1編の続編とのこと。日本未公開であり、この先も発売される可能性は低そう。
- 度々ピエロものって作られるよなと思って少し調べてみたら、『IT』『クラウン』『キラークラウン 血の惨劇』『道化死てるぜ!』『マーダー・ライド・ショー』『デスバーガー』等々出てくる出てくる…。どんだけ新たなコルロフォビア(道化恐怖症)産み出せば気が済むのか。
- タラ役ジェナ・カネルが時々『スクリーム』1作目の頃のネーヴ・キャンベルに見える。だからどうしたと言われても。
- ストーリーはあって無いようなもので、ひたすらアート・ザ・クラウンの不気味さと残虐性、たまに見せるお茶目さ具合を見届けるだけの内容。
- いや、あんたファイナル・ガールじゃないのかよ!というシーンで、アート・ザ・クラウンが何気に拳銃を使うのが意外で新鮮。この手のシリアル・キラーは近接武器で獲物を狩るイメージだから「あ、使っちゃうんだ」って。
- 双方共に何故早くとどめを刺さないんだという展開が多い。
- オタクさん特有の「僕って他の人と感性が違う変な人だから」的なアピールじゃなくて、単純にそれなりの数のB級ホラー観賞をこなしてきた経験則からすると、確かに猟奇的で残虐性が高い作品ではあるけど「おおっ!」と思ったのはせいぜい2シーンぐらいだし、そもそも作り物感が高いのでそんなに残酷性で話題になるほどかなとは思う…などと言ってしまうと、観過ぎで感覚が麻痺してるヤバい奴認定されちゃうんだろうか。
- ラスト・シーンでアート・ザ・クラウンの正体を明かしているものの、作中で負傷しても次のシーンになると平気な顔で追いかけ続けているのを見ていれば驚きは全く無い。明言したことで、いくらでも続編が作れるなぁ、としか…。
- この後は続編『テリファー 終わらない惨劇』へと続く。
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