ワイルド・オブ・ザ・デッド

UNDEAD OR ALIVE
2007/USA/91min
監督:Glasgow Phillips
出演:James Denton , Chris Kattan , Chris Coppola , Navi Rawat , Leslie Jordan , Matt Besser , Jeff Chase , Brian Posehn , Christopher Allen Nelson , Chloe Russell

公式ブログ

脱走兵のエルマーは、失恋中のカウボーイ、ルークとつるみ、古びた西部の小さな町で汚職まみれのクレイプール保安官から金銭を奪い取り、町から逃げ出す。しかし、すぐに誰かに追われていることに気付く。なんと怒りに満ちた超ベッピンなアパッチ女戦士スーが跡をつけていたのだ。彼女は、米軍たちによって迫害・虐殺された仲間たちの仇を討つためにここまで来たと言う。脱走兵であるエルマーはスーに駐屯地の場所を案内することに。しかし、程なくして3人は偵察隊にみつかり駐屯地に連行される。すると目の前には地獄のような光景が広がっていた―!アパッチ族の長が米軍に追いつめられ死ぬ直前にかけた“白人への呪い”によって駐屯地は総ゾンビ化していたのだ!!おかしな3人組は己の命を賭け、ゾンビ皆殺し計画を立てるのだったが―。
商品ページより転載)

  • “西部劇+ゾンビ”のゾンビ・ホラー。コメディ要素が多め。
  • この組み合わせは、これまでも『ウェスト・オブ・ザ・デッド』や『クイック・アンド・アンデッド』『デス・バレー』など何作かあったけど、意外と相性が良いのかいずれの作品もそれなりに面白い出来。
  • 登場するゾンビは、凶暴な上にどんどん皮膚が腐敗していきながらも、その他は生前の記憶や人間性を保ち続けているタイプ。
  • どんなに頭部にダメージを与えても首を切り落とさない限り死なないのも特徴的。
  • お話としての破綻は少なめ、緩急が充分に付けられた作品テンポも悪くない。おバカ要素がちょっと高め。
  • それほどリアルとは言えないながらもグロ度、スプラッタ度は高め。
  • 最後の展開は正に“どんでん返し”という言葉がぴったり。悪趣味というか救いが無いというか…。嫌いではないけど。
  • 『ザ・フィースト』にも出演しているナヴィ・ラワットの気の強さがたまらない。

コメント