ムーンライト・オブ・ザ・デッド

MOONLIGHT MOUNTAIN / LEGEND OF MOONLIGHT MOUNTAIN
2005/Germany/79mni
監督:Timo Rose
出演:Isabel Florido , Andreas Pape , Thomas Kercmar , Manoush , Mathias Klaussner , Sebastian Gutsche , Cappuccino

パーティーをしていたあるグループ。気がつくと山の中にいた。パーティーの後の記憶がなく、なぜ自分たちがそこにいるのかもわからず途方にくれる。なんとかしようと模索するのであったが、ラジオが突然ついたり、次から次へと奇妙なことがおこる。そして、日が暮れるとともに、ゾンビたちが現れ、襲いかかってくるのであった。ゾンビと死闘をくり広げることになってしまったのだ。なぜ、彼らはゾンビに襲われなければならないのか。そしてゾンビたちの目的は一体・・・・
商品ページより転載)

  • ムーンライトなんて付いているからどれほどロマンチックなんだと思ったら、とんでもなく食わせ物だった一本。ゾンビものとは言い難い。
  • 作品紹介にある「オブ・ザ・デットシリーズ最高傑作が登場!監督はドイツのジョージ・A・ロメロと言っても過言ではないティモ・ローズ!」は間違いなく過言、ロメロさんに失礼。
  • 監督・脚本のティモ・ローズなる人は、この後に『ザ・チェーンソー・スラッシャー -悪夢のいけにえ-』で音楽を担当したり、『バリケード』では監督・製作・脚本・撮影・音楽・出演までこなしたり、『グレーブヤード ゾンビの墓場』では出演したりと、一応多才な人らしい。
  • ドイツ産だけあって、要所でそれなりに強烈な残酷描写があり、本作の見所と言える。
  • 凶悪なゾンビが出てきたり、登場人物が体内から触手を伸ばす怪物に変身してしまったりと、何とかホラー作品として盛り上げようとはしているものの、とにかく一本調子な上にやや投げやり感気味な演出なため、残念ながら感想としては退屈気味となる。
  • 冒頭で既にネタばらししているので、オチとしては驚くどころか「今更何言っているの?」といった感じになってしまうのは完全にシナリオ上の計算ミスじゃなかろうか。

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