DOOMSDAY
2008/UK , USA , South Africa , Germany/110min監督:Neil Marshall
出演:Rhona Mitra , Malcolm McDowell , Bob Hoskins , Alexander Siddig , Adrian Lester , David O'Hara , Nora-Jane Noone , Craig Conway , Lee-Anne Liebenberg
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2008年、人類を滅亡へと追いやる死のウイルスがスコットランドに蔓延。政府は巨大な壁をつくり、感染者たちを隔離した。そこは“ホットゾーン”と呼ばれ、以来外界から遮断され、見捨てられてしまう…。
2035 年、今度は過密都市ロンドンに死のウイルスが猛威をふるい始めた。政府はホットゾーンに生存者がいることを突き止め、抗ウイルス剤があるに違いないと判断。そこで、凄腕の女戦士エデン・シンクレアを隊長にスペシャルチームが組まれ、選りすぐりの精鋭たちが封印された土地に送り込まれる。が、彼らを待ち受けていたのは、極度に凶暴化した生存者の軍団だった…!
(商品ページより」転載)
- 監督・脚本は『ドッグ・ソルジャー』『ディセント』のニール・マーシャル。
- 主人公エデン・シンクレアを演じるのは『アンダーワールド:ビギンズ』のローナ・ミトラ。共演はボブ・ホスキンス、マルコム・マクダウェルなど渋いキャスティングが揃えられている。
- 特典映像のメイキングでも語られていた通り『マッドマックス2』と『ニューヨーク1997』の影響はかなり大きいが、他にも監督が好きな作品、シチュエーションを取り込みきったB級感たっぷりの作品性なので非常に観客を選ぶ。波長が合う人にはカルト化するかも。
- 隻眼のヒロイン、特殊部隊、人喰いパンクス、中世の騎士が登場する悪趣味的ゴア・シーンがキツめのSFアクション。本格的カー・アクションもあるよ、となればさすがに詰め込み過ぎ感もあるが、意外なほどすっきりと纏められているのは見事。
- CGIを出来るだけ抑えたアナログ感漂う作りは荒廃した未来を描いた作品世界にしっかりと馴染んでいる。
- ローナ・ミトラの存在感と立ち振る舞いの格好良さが目立つが、他の登場キャラクタも魅力的。特にクレイグ・コンウェイ演じる生存者のリーダー・ソルやリー・アン・リーベンバーグ演じるヴァイパーの強烈な個性は捨て難い。
- そういえば『ドッグ・ソルジャー』の舞台もスコットランドだった。
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