ゾンビ・オブ・ザ・デッド 感染病棟

NIGHT OF THE DEAD:LEBEN TOD
2008/USA/90min
監督:Eric Forsberg
出演:Louis Graham , Joey Jalalian , Gabriel Womack , Deirdre V. Lyons , Lola Forsberg , David Reynolds ,

公式サイト

秘密の実験が行なわれている医療施設。
一度、脳死した人間を蘇生させるというものだ。
しかし、この実験は失敗を繰り返し、施設の地下にはゾンビとなった人々で溢れていた。
この研究にはげむ博士は、施設内に妻と娘と暮らしていた。
しかし、妻はこの実験をうけており、ゾンビとなっていた。娘は博士の助手ピーターと婚約しており、
妊娠していた。日々増えてしまうゾンビに頭を悩ませる博士。
妻たちゾンビはある日、反乱をおこし、博士を殺してしまった。
施設の地下から次々に現れるゾンビたち。施設内でピーターと娘はゾンビたちとの激しい闘いを余儀なくされた。

商品ページより転載)

  • JVDのディープレッドレーベルが妙なプライドと自信の下にリリースし続ける『ゾンビ・オブ・ザ・デッド』シリーズの第5弾(多分)。
  • 監督、製作、脚本に『エイリアン シンドローム』『スネークトレイン』などのエリック・フォースバーグ。
  • 研究施設で蘇生薬の研究をするマッド・ドクター…『死霊のしたたり』を例に挙げるまでも無く散々使いまわされたシチュエーションだが、内容的にはそれほど破綻がなく、B級モンスター系ホラーとしては無難な出来。ラスト・シークエンスでは“実は●●だった”という一応のサプライズまで用意されているのが嬉しい。
  • 登場するゾンビは生前の記憶が残っているが、攻撃的で凶暴な性格に変貌しているタイプと見境無く食欲に支配されているタイプの2パターン。
  • 言うまでも無くゾンビ・メイクやゴア・シーンなどのVFXはそれなりのクオリティだが、一切CGIに頼らないアナログ魂は捨て難い。
  • ヒロインにあたる妊婦のアナイスを演じたジョーイ・ジャラリアンの美貌は本作如き(失礼?)には勿体無い。
  • ドクターの子クリスティ役ローラ・フォースバーグは監督の実娘。
  • 吹き替えは暴走気味らしい。もう一度観る機会と気力があったら切り替えてみよう。
  • 今回のジャケ写はまんざら嘘でもないあたりが何故か悔しい。
  • 相変わらず特典映像に日本語字幕が付いていない不親切ぶりだが、収録されているだけ良しとするべきか。あとこの程度(失礼?)の作品用にメイン・テーマ曲とPVがある事に驚きを隠せない。

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