バイオ感染

LAST CHANCE
2008/USA/88min
監督:Ion Ionescu
出演:Shawn Christian , Alison King , Gary Hudson

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未来の世界では、生態系が破壊する瀬戸際に立っていた。HIV、狂牛病、SARSや鳥インフルエンザなどありとあらゆる疫病が猛威をふるい、科学者らがワクチンを開発しようとしたのだが、それが失敗してしまう。それは感染すると正気を失い殺人鬼と化す、スキャブ・ウイルスというものであった。ウイルスに感染した何千人もの人間は凶暴化し暴れまわり、正常な人間をも襲うようになる。凶暴化したゾンビたちと戦うのは、地下のバンカーで生き延びる、ケリー軍曹率いる残されたわずかな戦士たち。その危機を救うのは、あるエネルギーを持った結晶だという。ケリー軍曹はその結晶をスキャブらから奪い返し、人類滅亡を防ぐために孤軍奮闘する。
商品ページより転載)

  • マイケル・パレ主演『ガーゴイル』で製作/脚本だったイオン・イオネスクが監督。初監督作品?
  • IMDbでデータはおろか、監督のフィルモグラフィーにさえも載っていないほどのマイナー作品。
  • とにかく退屈。地下シェルター内を映し状況説明をする前半はともかく、中盤以降の山中を歩き回りながら夫婦喧嘩を見せられるだけの展開はさすがに辛い。
  • 作品解説には“ゾンビ”の文字があるが、実際は凶暴化するウィルスに感染した人間や犬が襲ってくるだけで、お食事シーンはない。見た目も所謂“ゾンビ”のイメージとは程遠い。
  • 物語が進行するに連れて徐々に仲間が殉職していくが、次の瞬間には何事も無かった様に進行する。
  • 寝ずに観た筈だが、何故クリスタルを奪い返しただけで問題が解決したのか分からない。それまで襲ってきていた犬が懐くラスト・カットの意味も理解できない。

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