2012

2012
2009/USA , Canada/158min
監督:Roland Emmerich
出演:John Cusack , Chiwetel Ejiofor , Amanda Peet , Oliver Platt , Thandie Newton , Danny Glover , Woody Harrelson , Morgan Lily , John Billingsley , George Segal , Jimi Mistry , Patrick Bauchau , Agam Darshi , Johann Urb , Thomas McCarthy

公式サイト 公式サイト

2009年、トップクラスの科学者のチームは、地球が間もなく滅亡に向かっているという事実をつかんでいた… 2012年までにできるだけ多くの人類を救出するようにと世界各国のリーダーからの要請を受けていたが、人類すべてが救出されるのは不可能だということは明白な事実だった。
ジャクソン・カーティスが子供2人とイエローストーンに旅行中、偶然干し上がった湖底に建てられた巨大なリサーチ施設を発見する。そして政府が隠蔽している、「世界が滅亡へ向かっている」という秘密を知ってしまう。ジャクソンは自分の家族、自分自身の身を守る為に必死で生き残る術を模索しはじめるが、大地震、火山の噴火、津波など次々と恐ろしい天災が地球を襲ってくる…

商品ページより転載)

  • 地球のピンチ大好き、大袈裟大好き監督ローランド・エメリッヒによるディザスター・ムービー。
  • まことしやかに語られている、マヤ文明の暦に基づく“2012年人類滅亡説”をヒントにしている。
  • 映像・進行共に演出過多ではあるが、それなりに説得力がある…かのように見せてしまうのはさすがに力量を感じさせる。
  • 破壊、爆発に拘りを見せる映像面は文句の付け所がないが、既視感と新鮮さが半々といったところ。
  • 主人公一行が何をするにも間一髪ながら強運で乗り切る姿に「この人達はエスパーか何かなんだろうか」と思ってしまうが、途中で死んでしまうと主人公不在になって締まらなくなるので仕方がない。
  • 絶望的状況の中で神仏に祈りを捧げるような信心深い人達は全滅し、宗教に頼らない富裕層だけが生き残るという流れは、実際問題として極めて現実的なところなんだろう。
  • 主人公一行が原因で発生するトラブルから始まるクライマックスから、無事解決して目出度し風のラスト・シークエンンスまで上手く纏めてあるが、世界の大半の犠牲が出たであろう大惨事にしてはあまりにもお気楽に描きすぎる。
  • …などと真面目に言ってしまうと、都市崩壊のシミュレーションを見せて客を喜ばせる事が目的のディザスター・パニック・ムービーなんて楽しめない。
  • わめいているだけのような印象だが、ママさん役のアマンダ・ピートのいかにもハリウッド女優さん的な風貌が良い。

コメント