ROOKIES -卒業-

ROOKIES -卒業-
2009/Japan/137min
監督:平川雄一朗
出演:佐藤隆太 , 市原隼人 , 小出恵介 , 城田優 , 中尾明慶 , 高岡蒼甫 , 桐谷健太 , 佐藤健 , 五十嵐隼士 , 川村陽介 , 尾上寛之 , 山本裕典 , 石田卓也 , 村川絵梨 , 綾瀬はるか , 渡部篤郎

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野球部の面々が3年に進級し、川藤が二子玉川学園高校の教師に返り咲いた2009年春の新学期。ニコガク野球部には新入生2人がやって来た。1人は有望選手として中学時代から名を轟かせている赤星奨志、もう1人はひょんな誤解から平塚をヒーローと崇めるようになった濱中太陽。しかし、メジャーリーガーを目指している赤星は「自分には高校野球の練習など必要ない」と横柄で反抗的。本当は頼りのない平塚の実態を知った濱中も、理想のヒーロー像を打ち砕かれ、すっかり拗ねてしまう。そんな中、不良生徒2人にからまれた赤星を庇い、御子柴が下腿骨を骨折。夏の予選大会への出場が絶望的となる。ギブス姿で病院のベッドに横たわる御子柴を前に、大会での活躍を誓う部員たち。そんな彼らの決意が、やがて赤星や濱中の心も溶かしていく。
商品ページより一部抜粋転載)

  • TVドラマがヒットしたので劇場版として大々的に締める…このパターンは、TVドラマを観ていたファン向けの作品となる事が多く、観ていなかった層の取り込みは厳しいと思われるが、余計なお世話だな。
  • 週間少年ジャンプ三原則“努力・友情・勝利”を大々的にフィーチャーし、感動の押し売り状態となっているが、本作を自ら観る人はそれを求めているんだろう。
  • 当然ながら、B級ホラーばかり喜んで観ているような歪んだ映画好きにとって、最初から最後までドラマティック過ぎる展開にはついていけない。これで素直に感動できる人がちょっと羨ましいし、その感性は大事にして欲しいとも思う。
  • 作品としてはストーリーに目新しさは無いものの、各エピソードがテンポ良く配されているので中だるみも少なく、よく纏められた上手い作りではあると思う。ただ、一人ずつ焦点をあてるラスト・シークエンスは大事なのかもしれないが、やり過ぎでちょっとクドい気もする。

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