斬撃 -ZANGEKI-

AGAINST THE DARK
2009/USA/94min
監督:Richard Crudo
出演:Steven Seagal , Tanoai Reed , Jenna Harrison , Linden Ashby , Skye Bennett , Danny Midwinter , Keith David

公式サイト

街に謎のウイルスが蔓延。人々は生きた人肉を食べ生き血を吸うゾンビと化してしまう。タオ率いるゾンビハンターは病院内に取り残された6名の生存者を救出するため、ゾンビで溢れ還る院内へ突入。政府の爆破タイムリミットが目前に迫る中、果たして彼らは生存者を救出できるのか?
商品ページより転載)

  • スティーヴン・セガールさんにとって、もはや人類など相手にならず、ついに人外と戦いだした、という衝撃のホラー・アクション。
  • 正直なところ、観る前は“どうせセガールさんの掌底で全部解決だろ?”と思っていたが、正解は“日本刀で全て解決”だった。
  • 公式サイトの煽り文句は『このオヤジ、ゾンビ斬る。』
  • 登場するクリーチャーは、劇中では吸血鬼と呼ばれ、パッケージの煽り文句ではゾンビとなっている。実際には、鋭い牙で噛み切って血を啜ったり内臓を食していたりして、どちらとも言えない存在。容貌から、ややゾンビ寄りと言えるかも。
  • セガールさんが登場するだけで画面に安定感・安心感が生まれるのは、やはり貫禄によるものだろうか。何にせよ、黒革のロング・コートで日本刀を振り回す姿に文句など言えるはずがない。
  • 実はセガールさんよりタガート役タノアイ・リード(ドウェイン・ジョンソンの従兄弟にしてボディー・スタントを演じているとのこと)の方が活躍していたり、共に行動しているお姉さん達の方が格好良かったりするのは気にしてはいけない。
  • 人類滅亡の危機という壮大な設定の割には舞台がほぼ病院内で終わってしまうが、構成がしっかりしているおかげでそれほど安っぽさは感じない。
  • 病院内で感染者と生存者の生き残りゲームが展開されるといった話だが、もちろんストーリー性など求めるような作品ではない。その場凌ぎのアクションが次々と展開されていく、それだけでいいじゃないか。
  • 特殊メイクやゴア・シーンは一応ある、という程度でセールス・ポイントにはならない。ただ、オフ・カット処理とは言え、ローティーンのクリーチャーを始末するシーンは多少ショッキングかも。
  • ドロシー役ジェナ・ハリソンはいかにも生き残りそうな顔をした別嬪さん。たれ目具合が良い感じ。

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