トレジャーゾンビ 蘇るテンプル騎士団の亡霊

DON'T WAKE THE DEAD / DO NOT WAKE THE DEAD
2009/Germany/78min
監督:Andreas Schnaas
出演:Ralph Fellows , Sonja Kerskes , Fiana de Guzman , Carolin Schmidt , Cristiane Malia , Sarah Plochl , Maren Elisabeth Lisner , Amy Lee , Julia Casper , Courtney Peltzer

60年に一度蘇るという、テンプル騎士団。
ゾンビとなり、大殺戮を繰り返し、いけにえの血を求めるという。そして、テンプル騎士団の眠る城に、なにも知らずに集まる若い女性たち。彼女たちはいけにえとなり、テンプル騎士団復活のために殺されるのだった。

作品紹介blogより転載)

  • 2009年ドイツ製作のゾンビ・ホラー。『悪魔のえじき』『サバイバル・オブ・ザ・デッド』など、それなりにキャリアを積んでいるはずなのに向上心が見られないアンドレアス・シュナースが監督・製作。
  • B・C級作品を好んで観る人なら“アンドレアス・シュナース監督作品”と聞けば観ずにはいられないはず。もちろん、観てがっかりするまでが正しい楽しみ方。
  • 言うまでも無く、ストーリー、映像、音楽他、何もかもが相変わらず薄っぺらい。
  • 怪しい執事やスキンヘッドの女性など、せっかくの個性的な登場人物がほとんど活かされていないのは勿体無い。
  • 登場するゾンビは捻りも無く『エルゾンビ』のゾンビ騎士団に酷似。他に死後1週間程度にしか見えないナチス兵ゾンビも登場する。
  • 首や胴体が縦横に斬られまくるスプラッタ・シーンは低予算なりによくやっている。
  • 特に意味も無く女性が裸になるシーンが数箇所あるが、嬉しいどころか腹立たしくなってくるのは何故だろうか。
  • サービス・カットのつもりなのか、危機的状況でセックスに興じる神経が理解出来ない。
  • 終盤においてゾンビ・パンク・バンドの演奏でゾンビ・コスプレ状態の男女が踊り狂う様子を延々と見せる事が本当に必要なのか。

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