女子高生ゾンビ

女子高生ゾンビ
2010/Japan/87min
南雅史
高部あい , 梶原麻莉子 , 緒沢あかり ,  BOBBY , 矢野未来 , 藤岡範子 , 小沢仁志(特別出演) , 森羅万象 , 江原シュウ , 辻つん , 小沢和義

公式サイト

巷では、最近頻発する殺人事件と、「首切り女」の噂で持ちきりだった。同級生も行方不明になっていたが、それもただの噂と信じない女子高生・ミサキ。しかし、1本の電話がそんな考えを一変させる。「首切り女がアタシを狙っている」洋子はそう言い残し電話は切れた…。洋子を捜しまわるミサキ。突如襲い掛かるゾンビの群れ。絶対絶命の危機に聞こえたのは、鈴の音の響き…。瞬く間にゾンビを斬り倒し、闇の中から現れたのは、セーラー服に身を包んだゾンビハンター・愛鈴だった…。
商品ページより転載)

  • ゾンビ、セーラー服、ゾンビハンター、刀といったキーワードから想像出来うる範囲内の設定と内容で、ゲームやマンガによく有りそうなものであることは間違いないが、そのオタクっぽさは嫌いではない。
  • 主人公愛鈴を演じる高部あいの抑えた演技が予想以上に良い。殺陣やガン・アクションは演出や編集に助けられている面もあるが、動き自体と見栄えは悪くない。
  • 特に興味はないが、セーラー服にポニーテールというのは正しい美少女像だな、とは思う。
  • スプラッタ・シーンは特殊メイクとCGIで表現されている。クオリティは高いとは言い難く血飛沫の処理は多少粗めだが、手抜きは感じられない。
  • 登場するゾンビはどちらかといえばパワフル・タイプだが、一貫性はない。生前の記憶があって追いかけてくるのはまだしも、ブルマー姿のゾンビ(っぽいもの)が自らの臓物を武器にするという二重に無茶な演出はいかがなものか。
  • ヒロインの梶原麻莉子の台詞の発声が気になる。
  • 今回ほとんど語られなかった愛鈴の過去や、結局正体不明なままのボス・キャラに挑むなど続編用にたくさんのネタが残っているが、作るんだろうか。

コメント