エクトプラズム 怨霊の棲む家

THE HAUNTING IN CONNECTICUT
2009/USA/103min
監督:Peter Cornwell
出演:Virginia Madsen , Kyle Gallner , Martin Donovan , Amanda Crew , Elias Koteas , Ty Wood , Sophi Knight , Erik J. Berg , John Bluethner

公式サイト 公式サイト 公式サイト

息子の癌治療のためにコネチカットの古い家に移り住むことになったキャンベル一家。一見、魅力的なビクトリア朝式の家に入居してまもなく、彼らはその家の不気味な過去を知ることになる。家の裏にある小さな墓地、地下室にある死体防腐処理室、そして不気味な死体の写真でいっぱいの引き出し。そう、彼らが移り住んだのは、じつは数十年前に葬儀場として使われていた家だったのだ。
その事実が判明したのとほぼ同時に、一家は常識では説明できない超常現象を体験し始める。奇妙な物音や気温の変化、正体不明の“人物”の出現……。だが、彼らは自分たちが何を相手にしているのかを知らなかった。

公式サイトより転載)

  • 1987年にコネチカットの町サジントンで実際にあった出来事に基づいた、というオカルト・ホラー。
  • “イライアス・コティーズとバージニア・マドセンが『ゴッド・アーミー/悪の天使』以来の共演”というネタだけでも観る価値がある、というのは少数派か。
  • 結局のところ『悪魔の棲む家』ではあるが、構成のわかり易さ、原因と解決に伴って意外な真実が明らかにされていく過程も丁寧に描かれているあたりに小気味良さを覚える。
  • “交霊術”“葬儀場”“黒魔術”などといったオカルト的キーワードの効き目が高く、怖いというよりは不気味さを感じる作りになっている。
  • 音による“驚かせ”はあるが、多用していないので効果的。
  • 原題『THE HAUNTING IN CONNECTICUT(コネチカット州のたたり)』をこの邦題にしたセンスは好き。実際にあのシーンのインパクトはかなり大きい。
  • イライアス・コティーズがあまりにも渋すぎる。
  • あらためて見るとバージニア・マドセンは顔も体型もすっかりおばちゃんになったと思うが、相変わらず良い女優さんであることは間違いない。

コメント