サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼

SAMURAI AVENGER:THE BLIND WOLF
2009/USA/92min
光武蔵人
光武蔵人 , Jeffrey James Lippold , Domiziano Arcangeli , Megan Hallin , Kyle O. Ingleman , Loren Lutcher , 伝田真理子 , 神田昭洋 , Tegan Ashton Cohan , 小坂正三 , 鎌田規昭 , Amy Bloom

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 砂漠のオアシスに、ピクニックを楽しむひと組の家族の姿が。そこへ現れたのは犯罪組織を束ねる悪魔のような男、ネイサン・フレッシャーだった。 自由を奪われた夫の眼前で妻は凌辱され、惨殺される。夫は娘を救いたい一心で、フレッシャーに言われるがまま両目を木の枝で潰し命乞いをするが、冷酷な銃声が轟いた。 そして、フレッシャーの握るモーゼル・ミリタリーは夫にも向けられ、数発の弾丸が彼を襲う。高笑いを残して去ったフレッシャーだったが、幸か不幸か、夫の命は途切れてはいなかった。
8年後、彼は盲目の剣士“盲狼”として砂漠の町へ戻った。折りしも、別件で逮捕されていたフレッシャーは、リンボーソ刑務所からの出所の日を迎える。 復讐者の存在を知ったフレッシャーは、7人の刺客を雇った。いずれ劣らぬ異能を秘めた刺客たちは“盲狼”を待ち伏せる。彼の首にかかった莫大な賞金を得るために…。

(公式ページより転載)

  • 監督、製作、脚本、主演 光武蔵人によるヴァイオレンス・アクション。
  • とりあえずエロ・グロ路線で血飛沫、血糊いっぱいで、カルト作品を狙ったであろう典型的B級作品。波長が合う人には堪らない作品だが、駄目な人は徹底的に嫌いになりそう。
  • それほど面白みがあるストーリーではないはずなのに、何だかオチを見届けたい気にさせる。
  • 勝新太郎版『座頭市』や『子連れ狼』あたり、もっと言えば60~70年代の剣劇の雰囲気が好きなら楽しめるはず。
  • 『キル・ビル』をもっと悪ノリした感じなので、多分クエンティン・タランティーノは絶賛しそう。
  • 正直なところ、殺陣はそれほど上手いとは思えない。
  • 7人の刺客はどれもどこか変。ゾンビ使いが登場した時は、この作品を選んで間違いではなかったと思ったが、その後の強制帝王切開のシーンはやっぱり間違いだった気がした。