バトル・オブ・ザ・リビングデッド

EVILUTION
2008/USA/90min
監督:Chris Conlee
出演:Eric Peter-Kaiser , Sandra Rami'rez , Tim Colceri , Noel Gugliemi , Guillermo Di'az , James Duval , Nathan Bexton , Jonathan Breck , Billy Morrison

公式サイト

すべての始まりは、アメリカ軍が極秘に開発を進めてきた細菌兵器の存在だ。死者を甦らせるウイルスを作り出したアメリカ軍は、戦死した兵士たちの遺体を利用し、最強の人間を造り出そうと研究を進めていた。しかし、甦った兵士たちは突然変異を引き起こし、凶暴化したゾンビへと変貌を遂げていた。感染力が強く、手の打ちようがなくなったアメリカ軍は、この極秘プロジェクトの漏洩と施設外への感染を恐れ、完全閉鎖した研究施設を爆撃しようとする。その事実を知ったひとりの科学者は、施設内からウイルスを持ち出し、自ら研究を続行しようとするのだが・・・。
商品ページより転載)

  • 毎度お馴染み、軍の実験から始まるゾンビ・ホラー。
  • セールス・ポイントで『ドッグ・ソルジャー』で、共同プロデュースを務めたブライアン・P・オトゥールが、製作・脚本を担当!とあるが、『ドッグ・ソルジャー』はそれほどメジャーな作品じゃないのでは…。
  • 開始から10~15分程の米軍施設内での攻防、脱出劇はなかなか秀逸。
  • 中盤以降はアパート内での限定された空間を舞台にした緩い展開となるが、住民が次々とゾンビ化していく過程と結果は悪くない。
  • 主人公がマッド・サイエンティストというのは『死霊のえじき』や『死霊のしたたり』に通じるものがある。ただし、キャラクタ設定やストーリーの作り込みの甘さからか、全体的に不自然な行動が目に付く。
  • 一部屋毎にノックして廻るゾンビはさすがに無しだ。
  • 主人公に好意を寄せていた多少ふくよかなラテン系お姉さんマディ役サンドラ・ラミレスの雰囲気が良い感じ。
  • 結局のところ、いつも通りの“多少コアなゾンビ好きなら楽しめる”といった感想が当てはまるんだろう。

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