FISTFUL OF BRAINS
監督：Christine Parker
出演：Jaqueline Martini , Conrad Osborne , Edward Warner , Darrell Parker , Wayne Bates , Heidi Martinuzzi , Pericles Lewnes , Jessie Walley , Angela Giddings , Zachary Edgerton , William Drake
公式サイト
西部の街に突然現れた生きる死者・ゾンビ。街はたちまち壊滅状態に。
そこに現れた流れ者ガンマン。次々に退治されるゾンビ。
ガンマンとゾンビの激しい闘いが始まる！！ 西部劇＋スプラッターホラー！！
（作品ページより転載）
- もう意地でやっているとしか思えないJVDのDEEP REDレーベル発『ゾンビ・オブ・ザ・デッド』シリーズ（多分第６弾）。もちろんシリーズといっても何の関連性も無い。JVDは他にもゾンビ作品を出しているが、このタイトルを名乗る基準は不明。
- 監督・製作・脚本を『ZVZ ゾンビVSゾンビ』のクリスティン・パーカーが担当。それを知った瞬間に「駄目だ」と思った。
- 上の紹介文は全く出鱈目。流れ者ガンマンが現われることは無く、ガンマンとゾンビの激しい闘いなども無い。出てくるのは揃いも揃って頭の弱い住民ばかり。
- その場凌ぎだらけのストーリー進行と、一本調子でこれといった盛り上がりどころがない演出が続く。特にゾンビが現われるまでの20分程は嫌がらせかと思うほど退屈。
- Ｂ～Ｃ級低予算ゾンビ映画のお約束どおり、ゴア描写だけはきっちりと見せつける。全く正しい。
- ゾンビ・メイクは白塗りパンダ目タイプと血糊＋ラテックスタイプの２種類。クオリティはそれほど高くないが、それなりに不気味。
- 西部劇＋ゾンビは面白い作品が多く、本作も狙いは悪くないが、明らかに製作陣の力量不足で不出来さばかりが目立つ。少なくとも緊張すべきシーンで半笑いしているエキストラに演技指導くらいはするべき。
- 時代設定が西部時代だけあって、劇中では決して“ゾンビ”とは言わず“悪魔”として通し切るあたりは少し感心した。
- 全否定をする程ではないけど、もっと他にヒロインに相応しい人材が居なかったのかな。
- どうしても特典映像に日本語字幕は付けたくないらしい。
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