LA HORDE / THE HORDE
2009/France/97min監督:Yannick Dahan , Benjamin Rocher
出演:Claude Perron , Jean-Pierre Martins , Eriq Ebouaney , Aure'lien Recoing , Doudou Masta , Antoine Oppenheim , Jo Prestia , Yves Pignot , Adam Pengsawang , Se'bastien Peres , Laurent Demianoff
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パリ北部。ギャングに同僚を殺された警官たちは、復讐のため仲間とともにギャングの潜伏する古ビルにのりこむ。復讐劇は銃撃戦となり、血みどろの決着がつくはずだった。そこに現れた予想外の侵入者―生ける屍の大群―により、ビル内全体が大混乱に。この悪夢の場所から脱出するため、警官たちはやむをえず仇相手のギャングと手を組み、疑心暗鬼のなかでゾンビと死闘を繰り広げることに・・・。
(商品ページより転載)
- “ゾンビ史上、最強 最多”という、ゾンビスキーにとってかなり挑戦的な煽り文を付けられたフランスのゾンビ・ホラー。
- 登場するゾンビは唸る・走る・飛ぶのパワフル・タイプ。
- 対する生存者側の過剰なまでのバイオレンス・アクションも凄まじいが、画面栄えするアクションが多く、爽快感さえある。
- スプラッタ度合いは、銃による頭吹き飛ばしやゾンビによる身体食い千切りなど、ゾンビ映画お約束描写が一通り揃っていて、それなりに派手で高め。
- 途中で馴れ合わず、最後まできっちりと描き切る愛憎劇も見どころ。
- 劇中でギャングの兄弟が妙に“国”に拘っていたあたりにお国柄の違いと社会情勢を感じる。
- 実は兄貴の方は意外とまともな人な気もする。怒ると怖いけど。
- ベトナム帰還兵の陽気な爺さんは、あの状況になった事に対してむしろ死に場所が見つかって嬉しかったようにさえ見えたのが何とも皮肉っぽい。
- ゾンビの数は確かに多かったが、例えば『ランド・オブ・ザ・デッド』あたりと比べても“最多”って程でもない気が…。
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