ダスク・オブ・ザ・デッド

SPLINTER
2008/USA/92min
監督:Toby Wilkins
出演:Charles Baker , Jill Wagner , Paulo Costanzo , Shea Whigham , Rachel Kerbs , Laurel Whitsett

公式サイト

セスとドリーは週末をキャンプで過ごすため、車で田舎へと繰り出した。人気のない道を走っていると、立ち往生しているカップル、デニスとレイシーに遭遇。どこか様子がおかしい二人にドリーが警戒していると、突然、デニスが銃をつきつけ乗り込んできた!言われるがままに車を走らせ、ガソリンスタンドに立ち寄ることになった四人。しかし営業時間中にも関わらず、客どころか店員の姿さえ見えない。何かが起こっている・・・。ドラッグで不安定になり、得体の知れない不安にかられたレイシーは、ひとりトイレへ向かった。そこで彼女が見たのは、全身に棘が刺さり血まみれで息絶えた男の姿だった!!!
商品ページより転載)

  • 『呪怨 -ザ・グラッジ3-』のトビー・ウィルキンス監督、出演は『ブレイド:ブラッド・オブ・カソン』のジル・ワーグナーの他、パウロ・コスタンゾ、シェー・ウィガム、レイチェル・カーブスによるモンスター・パニック・ホラー。
  • ずっと「ナイト、ドーン、デイときて何故このタイトルがないんだろう」と思っていたが、ついに現われた。残念なことに原題は全く違うし、この邦題にした理由も理解出来ないけど…。原題通りの『SPLINTER』で良い気がする。
  • 基本的にはガソリン・スタンドを舞台とした篭城ものながらも、少し捻ったアイディアによる見せ場がきちんと設けられ、緩急が存分に付けられた演出が秀逸。
  • ドラマ・パートは余分なエピソードを極力廃しつつも、変化して行く登場人物たちの関係性や人間性をきちんと描いている。
  • 全身に棘が生え、有らぬ方向に捻じ曲がった体で妙な動きをする特殊メイク製クリーチャーや、寄生された腕を切断するシーンなど、そこそこグロテスク度合いが高い見どころが多い。
  • 掌クリーチャーは『遊星からの物体X』『死霊のはらわた』又は『死霊のしたたり2』を思い出す。
  • ジル・ワーグナーは容姿を含めてもっと評価されてもいいと思う反面、もっとB級作品界での活躍を望みたくもある。

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