サイボーグ・シティ

CHROME ANGELS / CYBORG CONQUEST
2009/USA/94min
監督:Leigh Scott
出演:Stacey Dash , Frida Farrell , Paul Le Mat , Eliza Swenson , Kristen Quintrall , Jackey Hall , Dean N. Arevalo , Collin Galyean , Brent Lydic , Monti Domingue , Jessika Brodosi , Lena Clark , Griff Furst , Sofia Karstens , Andre Le

公式サイト

ノーベル賞学者、エリオット・ダヴロス。著作物「ロボット・シティ」が危険な思想とみなされ、米国から反逆・陰謀罪で指名手配される。逮捕後、仮釈放された後に失踪。テロ組織との繋がりも捜査されたが、それからその姿を見たものは誰もいない―-。そして時は流れ、米国中の話題の中心は8人の女強盗団。各地で大金をせしめた彼女たちは、メキシコへと逃亡を図る。しかし、その途中で立ち寄った街で思いもよらない出来事に遭遇する。突如機械音を発し攻撃してくる住人たち。この街は一体…?!全ては巨大な陰謀の序章に過ぎなかった…。
商品ページより転載)

  • 『アンダーブラッド』『トランスモーファー』など、絶対的にどうしようもない作品ばかりなのに何故か気になるリー・スコット監督によるSF・アクション。
  • バイクに乗ったセクシーなお姉さん達、ガン・アクション、アンドロイド、それに巨大ロボット。面白要素は満載なのに、徐々に破綻していくストーリーとちょっと間違った方向ばかりの演出で台無し。このとてつもないがっかりB級感が楽しいんだが、あまり理解は得られない気がする。
  • 劇中でロボット呼ばわりされた科学者が「アンドロイドと呼べ!」と怒っていたが、邦題でサイボーグとされているのはさすがにちょっと可哀想。
  • 指令を受けると何故目が緑に光るのかとか、普及タイプの顔は単なる真っ白のマスクで手抜きだとか、アンドロイド(女性型はガイノイドというらしい)の素体がそこら辺の服屋さんで借りてきたようなマネキンだとか、巨大ロボットの1000号のデザインはレトロ・フューチャーを超えた斬新さだが正直に言えば小学生の落書きレベルだとか、色々と気にし出したらキリが無い。要するに細かい事は気にしない太っ腹精神が大切。
  • 博士の部下がしきりにロボット・ダンスを取り入れた動きで演技を続けているが、苦笑を超えてむしろ清清しいほど判りやすくて良い。
  • 突然VKテストが始まるが、まさかこれで『ブレードランナー』ネタを観る事になるとは思わなかった。
  • ついでに「ミセス・コナーか?」とか言い出して『ターミネーター』ネタもやるとは…
  • とりあえずエリザ・スウェンソン(a.k.a:ビクトリア・メッツェ)が観られたから良いじゃないか、と思うのはかなり少数派。クライマックスで居なくなるし…。
  • 最後まで観てやっと誰が主人公だったのかがわかった。そう言われれば確かにその人だけ回想シーンがあったが…。

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