マスク・オブ・デビル

JEKYLL
2007/USA/98min
監督:Scott Zakarin
出演:Matt Keeslar , Jonathan Silverman , Alanna Ubach , Siena Goines , Desmond Askew , Abigail Spencer , John Rubinstein , Brian Palermo , Josh Stewart

ハンサムで優秀な科学者ヘンリーは愛するフィアンセ、タリアとの結婚を控えながらも、脳をプログラムし行動をコントロールする研究に没頭していた。ある日、新開発した装置を自らの体で試した彼はなんと、全く別の男に変身したのだった!エドワードと名乗る彼は、ヘンリーの内部に存在していた欲望を抑制できない野獣の様な男。そして彼はストリッパー、クリスティに会いに行く。彼女とは以前に出会っていたがタリアを愛するヘンリーは欲望を抑えていた。しかしエドワードとなった彼はその欲望のままにクリスティとの関係に燃える。ある日そんなヘンリーの様子を不審に思い問いただす同僚の目の前で、エドワードに変身して見せたヘンリー。そして、その同僚の命を奪おうと襲い掛かる!間一髪、ヘンリーの助手が阻止したが、それ以降ヘンリーは二度とエドワードに変身しないよう誓う。しかしヘンリーの意思とは裏腹にエドワードは突然現れるのだった!!
商品ページより転載)

  • 監督・製作・脚本スコット・ザカリンによるSF・サスペンス。
  • 現代版『ジキルとハイド』の物語なのに『マスク』の亜流として売り出しているのは少し苦しい。そもそも何故今頃『マスク』なのか。
  • ジャケ写のように青い顔にはならないし、スーツ姿にもならない。ここまで堂々とハッタリをかませる根性は見習うべき。まぁトランスワールドアソシエイツだしな、って感じではある。
  • ストーリーは人格変異ものとしてほぼ予定調和内で、無難に纏まっている。
  • 特殊メイクやセット・小物に凝っている訳でもなく、映像的な面白みは少ない。
  • 後半でのエドワードとクリスティの壮絶な殺し合いは見どころの一つ。
  • ソフト・エロス描写が多めではあっても、それが売りになる程ではない。

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