60年後...

INFECTION:THE INVASION BEGINS
2009/USA/95min
監督:Howard Wexler
出演:Bryan Brewer , Kelly Pendygraft , Lochlyn Munro , Brian Guest , David Jean Thomas , Terry Becker , Kent Faulcon , Marcia Moran , Chuck Carter , Mary Kate Schellhardt , Verne Graham , Molly McDowell , David Yates , Cortney Lee

公式サイト

政府はある街で起こった不可解な惨事について入念な裏工作をし、事実を隠ぺいした。60年を経た今、真実を知る唯一の人物となったサラはその日の事を語り出した。
2009年9月9日。不審な物体の調査依頼を受けた保安官ボーエンは現場で煙の上がる隕石のような物体を目にする。確認作業に入る為、彼は傍にいたマーフィにその場を立入禁止とするよう依頼し本部へと戻って行く。その直後、マーフィは足元から身体を這い上がって来た生物に驚く。突然猛獣のような唸り声を上げ暴れ始めた彼は、そこに来たビリーに襲いかかる。間もなくビリーも狂暴化し、日が暮れる頃には街中の人間が狂気を放っていた。ビリーが襲われる光景を目撃し、異常な危険を感じていたディークは元恋人達と共に街から逃げ出そうと挑むが…。

商品ページより転載)

  • 監督:ハワード・ウェクスラー、製作・脚本・主演:マーク・ブリューワーによるSFホラー。
  • 邦題からはウィルス・パニックが一段落したはずの近未来世界を描くSFゾンビ・ホラー!のような印象を受けるが、実際は簡単に言えば、特に新鮮味のない俺的『ボディ・スナッチャー』もしくは『スリザー』。確かに近未来から過去(2009年)を振り返った形式にはなっているが、邦題の“60年”という根拠は無かったような…。
  • 驚く程ほど安直な上にどんどん収集が付かなくなっていくストーリー展開と、映像面の安っぽさが目に付く。特にCGIを使用したシーンでは、低予算故の質の悪さは仕方が無いが、もう少しディテールに拘りがほしいところ。
  • どうやらカフェインが弱点らしいが、何故手っ取り早いコーヒーを用意しないのか…などとツッコミだしたらキリが無くなる。
  • 誰もが困惑するはずのラスト・シークエンスは、解説も説明もなく、あれを理解しろという方が無理がある。

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