フライ・オブ・ザ・デッド

PROWL
2010/USA , UK/85min
監督:Patrik Syversen
出演:Courtney Hope , Ruta Gedmintas , Joshua Bowman , Perdita Weeks , Jamie Blackley , Saxon Trainor , Bruce Payne , Oliver Hawes , Atanas Srebrev , Michael Johnson , Laurel Lefkow , George Oliver

大都会に憧れ、田舎町を出ることを決めたアンバー。彼女は5人の友人とともに、引越し先のシカゴへ旅立つが、その旅の途中で車が故障してしまう。途方に暮れるアンバー達の前に停車する1台のトラック。シカゴへ向かうという運転手に頼み込み、アンバーと仲間はその荷台に乗り込んだ。新しい街での生活に夢をふくらませるアンバー。だが、トラックが停車したのは、人里離れた薄暗い廃倉庫だった。ここはどこで、一体何が起こっているのか…。6人の不安が頂点に達したその時、はるか頭上から、群をなした不気味なクリーチャーが彼らをめがけて飛び降りてくるのだった!
商品ページより転載)

  • アンソロジー『After Dark Originals(全8タイトル)』シリーズの第2弾。
  • 『~オブ・ザ・デッド』だが、ヴァンパイアもの。安直な邦題にはセンスを感じられない。
  • “青春もの”とソリッド・シチュエーション・スリラーの要素をうまく取り込み、緩急が存分に付けられた展開になっている。
  • ヴァンパイアは、見た目と行動共に良い感じの凶暴さと残酷さがある。少し『30デイズ・ナイト』を思い出すかも。
  • 次々と居なくなっていく友人に対して、主人公アンバーが「全部わたしのせいよ」と言っていたが、全くその通りなだけに「あぁ、そうだな」という感想しか出ない。
  • 始めから少しずつヒントを小出しにしていたクライマックスに至るオチは嫌いではない。