ナイトメア・シティ

吸血魔の街 / ゾンビドローム / 悪夢!恐怖の異生物 / ナイトメアーシティー
NIGHTMARE CITY / CITY OF THE WALKING DEAD / LA INVASION DE LOS ZOMBIES
ATOMICS / INCUBO SULLA CITTA CONTAMINATA
1980/Italy , Mexico , Spain/92min
監督:Umberto Lenzi
出演:Hugo Stiglitz , Laura Trotter , Francisco Rabal , Maria Rosaria Omaggio , Mel Ferrer , Sonia Viviani , Eduardo Fajardo , Stefania D'Amario , Ugo Bologna , Sara Franchetti , Manuel Zarzo

核物理学者ハーゲンベック教授を取材すべく空港に出向いたTVレポーターのミラー。しかし、突如そこに国籍不明の飛行機が飛来。機内から核汚染で突然変異を起こした人々が出現した。人知を超えた生命力を備えた彼らは、頭部を破壊されるまで決して死なず、警官隊の包囲を軽々と突破。都市部へと侵略を開始した。軍による戒厳令が敷かれる中、ミラーは女医をしている妻アンナを病院から救出、安全な場所を求めて逃避行を開始するが、ゾンビパニックは爆発的感染力で街を覆い尽くしていく。
商品ページより転載)

  • 『人喰族』などのウンベルト・レンツィ監督によるゾンビ・ホラー。
  • 走る、飛ぶはもちろん、武器までも使いこなして生者を襲うゾンビが登場。
  • ゾンビはあまりにも時と場所を超越して現れるので、もしかして幽霊なのではとさえ思う。
  • ゾンビ・メイクはそれなりに手がかけられていて、低予算・低レベルのゾンビ作品よりは一つ上の格の違いが見られる。
  • ある程度覚悟していても、場当たり過ぎる進行と演出には何度観ても苦笑しか出ない。
  • 特典映像の監督インタビューにおいて、主演のヒューゴ・スティグリッツを“スタジオから押し付けられた大根役者”として気に入らないまま撮影していた逸話が収録されている。監督自らこの程度のモチベーションだったのなら、このやる気のない内容も当然。