ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー

MY SOUL TO TAKE
2010/USA/107min
監督:Wes Craven
出演:Max Thieriot , John Magaro , Emily Meade , Denzel Whitaker , Raul Esparza , Shareeka Epps , Zena Grey , Nick Lashaway , Paulina Olszynski , Jessica Hecht , Frank Grillo , Danai Gurira , Harris Yulin ,

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マサチューセッツ州の田舎町リヴァートンには、16年前に壮絶な最期と遂げたシリアル・キラーがいた。7つの人格を持つ彼は、そのうちの1つの人格「リヴァートン・リッパー」により数々の殺人を重ねたが、警官に撃たれて重傷を負い、「いつか俺の命日に生まれた子供を、7人殺してやる!」と謎の言葉を残して森へ姿を消したのだ。そして現代。「リヴァートン・リッパー」が消えた日に生まれた少年・少女は16歳になっていたが、17歳になる日の夜から、一人また一人と何者かによって殺されてしまう。「ヴァートン・リッパー」が戻ってきたのか、あるいは、7人のうちの誰かに彼の魂が乗り移って殺人を行っているのか?
商品ページより転載)

  • 邦題にもある通り監督・製作・脚本:ウェス・クレイヴンによるティーン・エイジ・サスペンス・ホラー。
  • 邦題が同じルチオ・フルチ監督作の『ザ・リッパー』とは無関係。
  • スラッシュ・ホラーの割りにスプラッタ・シーンは全く売り要素にはなっていない。
  • 終盤に明かされる人物関係は意外性があって面白い。
  • プロットとしては手慣れた感じで面白みがあるが、実際の進行は友情・恋愛・家族といった青春系に多重人格・殺人鬼・伝説・心霊などのホラー系が複雑に絡まった上で謎解きをしているため、あちこちの要素に手を出しすぎて纏まりきっていない感じがする。伏線と思われるエピソードもまったく意味がなく、放置されているものが多い。

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