RABBIT HORROR
2011/Japan/83min監督:清水崇
出演:満島ひかり , 香川照之 , 大森南朋 , 緒川たまき , 澁谷武尊 , 田辺桃子
公式サイト
弟がウサギをたたき殺した。学校の校庭でかわいがっていたウサギを。
弟が、消えた。もうすぐ誕生日を迎える夜に。
周囲は口を閉ざし、父親までもが無口になった。
母が不可解な死を遂げた10年前。
その時から声をなくしているキリコには、事実を確かめるすべがない。
ある日、家の押入れに弟が消えていくことを知る。
謎が隠されている。何が行われているのか?
確かめるには入るしかない。
だがその奥は、「恐怖の国」への入り口に過ぎなかった…!
(商品ページより転載)
- 監督は“『呪怨』の”という枕詞とセットで紹介される事を受け入れている様子の清水崇。
- 劇場公開時は3D作品として公開。3D版セルBlu-rayあり。
- 満島ひかりの怯えた目つきは味わいがあって良い。
- 不気味な存在の記号としての“黒い長髪+白い服”はもう止めたらどうだろう。
- 螺旋階段の使い方を見る限り、『戦慄迷宮』の姉妹作的な位置づけと判断して良いんだろうか。
- 「実は弟は…」といったオチが早めに透けて見えてしまうので、“衝撃の結末”とか“恐るべき真実”など煽られても驚くことはない上に、今更感が強い。
- 事実が明らかになってからの展開も「ここから話を続けるなら、そんな感じにするしかないよね」としか思えない。というか、実はあの毛布を映したラスト・ショットを描きたかっただけの作品なのか?
- 「全然怖くありません」とかのコメントが多そう。実質的には『不思議の国のアリス』と『人魚姫』をモチーフにした少しだけ血糊が多いファンタジーもしくはサイコ・サスペンスなのに、タイトルに“ホラー”と付けた事による自業自得と言わざるを得ない。
- 特典映像のフェイク予告編は内輪受け臭が強すぎて面白みがわからない。
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