タイタンの逆襲

WRATH OF THE TITANS
2012/USA 、 Spain/99min
監督:Jonathan Liebesman
出演:Sam Worthington , Liam Neeson , Ralph Fiennes , Edgar Ramirez , Toby Kebbell , Rosamund Pike , Bill Nighy , Danny Huston , John Bell , Lily James , Alejandro Naranjo , Freddy Drabble , Kathryn Carpenter , Matt Milne , Kett Turton

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神々の力が弱まったことで、<冥界>に封じ込められた巨神<タイタン>クロノスの覚醒が始まり、地上にも異変が起こり始めた。続々と出現する魔物たちに、逃げ惑う人々。クロノスが完全復活を遂げるとき、人類は滅亡し、世界は終焉を迎える。勝ち目のないこの闘いに、立ち上がったのは「人の心」と「神の力」を併せ持つ男・ペルセウス。そこは、人類がまだ足を踏み入れたことのない禁断の地。未知なる脅威を衝撃を秘めて、今、<冥界>での闘いが始まる。
商品ページより転載)

  • リメイク版『タイタンの戦い』の続編。
  • 主人公ペルセウス役は引き続きサム・ワーシントン。他リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズらも続投。残念ながらジェマ・アータートンの出番は無し。
  • 監督は『テキサス・チェーンソー ビギニング』『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマン。
  • モンスターのデザインとアクションがどれも格好良い。中でも醜くてパワフルで格好良いミノタウロスは本作だけの登場にしておくのが勿体無いほど。
  • テーマとしては“父と子の絆”あたりだと思うが、地球の存亡を懸けた壮大な話の割には局地的な争いに終始し、ストーリーとしては薄味。
  • ロザムンド・パイクはいつ見てもびっくり顔の印象。嫌いではない。
  • いくら神話をベースにした娯楽アクション映画とはいっても、主神ゼウスまで死んだことにしていいんだろうか。死んだら無になるらしいので、あの世界にはもう神は存在しない事になるけど…。
  • 当然のように映像は文句無く素晴らしい出来。特にクロノスの圧倒的なスケール感は必見の域。ただ、いくら最新の映像や進歩した技術を持ってしても、レイ・ハリーハウゼンが示したダイナメーションによる“ワクワク感”だけはこの先超える事は出来ない、というのは思い出補正もあって仕方がないところ。だからといって、アナログならいいのかというと、そういう事ではない。

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