ヴァーサス・ゾンビ:時空を越えた生きる屍

TO KAKO 2:STIN EPOHI TON IROON / EVIL:IN THE TIME OF HEROES
2009/Greece/92min
監督:Yorgos Noussias
出演:Dinos Avgoustidis , Orfeas Avgoustidis , Hristos Biros , Anthony Burk , Yorgos Chraniotis , Skotis Drosos , Meletis Georgiadis , Andreas Kontopoulos , Pepi Moschovakou , Ioanna Pappa , Argiris Thanasoulas , Thanos Tokakis , Apostolis Totsikas , Mary Tsoni , Eftyhia Yakoumi , Billy Zane

歴史都市:ギリシャ・アテネ。既にその街は、ゾンビに支配されていた。わずかに残った人間は、戦いに明け暮れていた。ちょっとドジなアルギリスもその中の一人だった。彼は何故か、何度死んでもその度に生き返っていた、人間として。そんな彼の前に謎の男が現れる。異様な風貌をしたその男はアルギリスに向かい、「実は2,500年前にも、同じ状況がこの都市を襲い、勇敢に戦った英雄達によって屍は退治された。しかし時を越えた今、再び屍達が目を覚まし、この街を襲っている。アルギリス、お前こそが現代の勇者なのだ。」と告げるのだった!
商品ページ(1)(2)より転載)

  • 商品説明には書かれていないけど、『ギリシャ・ゾンビ』の続編。いくら販売元が違うとはいえ、邦題に統一性があったらよかった。
  • 監督、出演者も続投。
  • CGIによる過激な人体破壊シーンが多数で、充分ショッキングな映像の連続となっている。
  • 妙なノリの登場人物ばかりで、誰が生き残るか全く読めない。
  • 回想シーンを含めた時系列がいじられ過ぎて、一見でわかり辛いのはマイナス・ポイント。
  • ビリー・ゼインが一人真面目な役で登場しているけど、やっぱりどこか変。いつの間にか居なくなるし。
  • 怒涛の殺戮絵巻となるクライマックスを経てトンデモ展開となるラスト・シークエンス。更に二段オチ。あれはちょっといただけない。
  • 前作の絶望的なラスト・シーンからあっさりと繋げてしまうあたりから、いかに本作が予定外の続編として無茶で無理ある出来であるかが窺い知れる。とは言っても、特にテーマ性がある作品でもないので、豊富なスプラッタ・シーンを観れた事に満足しておきたい。

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