BUNRAKU
2010/USA/124min監督:Guy Moshe
出演:Josh Hartnett , GACKT , Woody Harrelson , Ron Perlman , Kevin McKidd , Demi Moore , 菅田俊 , 海保エミリ , Jordi Molla
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舞台は、人間が戦争を繰り返した末に灰から生まれた新しい世界。この世界に銃は存在しない。しかし、力がモノを言う、血の流れる日々に変わりはない。 ある街に、謎めいた“流れ者”と、名誉を重んじる侍・ヨシがやって来る。そこは、ニコラという男を頂点とし、“キラー”と呼ばれる凄腕の9人の側近と、真っ赤なスーツを着た手下“赤服”で構成される残虐な組織が支配していた。 それぞれの目的を持って町にやって来た流れ者とヨシは、一軒のバーで出会い、拳を交える。組織に対抗できる男の出現を待ち望んでいた店のバーテンダーは2人の強さに目をつけ、組織を壊滅させるためのチーム結成を持ちかける。
(商品ページより一部抜粋転載)
- 脚本・監督:ガイ・モシェ、出演:ジョシュ・ハートネット、GACKT、ウディ・ハレルソン、デミ・ムーア他によるファンタジー・アクション。
- タイトルからもわかるとおり、和風テイストに重点を置いた世界観の無国籍映画。よくありがちなサイバーパンク系とは程遠いアナログな小道具の数々が面白い。
- ひたすら闘ってばかりの内容で、アクションの合間にストーリーが少し進む感じ。コメディ要素を上手く挟んで単調な進行にはなっていない。
- 偏ったジャンルばかり観ているからか、何だかロン・パールマン遭遇率が高い。
- “ドリフター(流れ者)”を演じるジョシュ・ハートネットのふてぶてしさが格好良いのは当然ながら、ヨシを演じたGACKTも負けない程の存在感を放っている。
- ウディ・ハレルソンにはバットがよく似合う。
- デミ・ムーアの役どころはどうしてもデミじゃなくては、という事はなかったような…。
- アクション・シーンは構図が良く、見やすいのに迫力は充分に感じられる。
- アメコミ的な表現を取り入れたり、ギミックたっぷりの映像表現や演出は斬新というほどではないにしても、センスの良さを感じさせる。ただ、あと少しだけ突き抜けた馬鹿さ加減的なものがあればもっと良かった気もする。
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