ZMD: ZOMBIES OF MASS DESTRUCTION
2009/USA/89min監督: Kevin Hamedani
出演:Janette Armand , Doug Fahl , Cooper Hopkins , Russell Hodgkinson , James Mesher , Cornelia Moore , Bill Johns , Victoria Drake , Ali Hamedani , Linda Jensen , Ryan Barret , Andrew Hyde , John Jensen , Irene Strauss , Bill McQuaid
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シアトル郊外の静かで平穏な町に、炭素菌ならぬ“ゾンビ菌”がばら撒かれた!その菌に感染した住民は、次々とゾンビと化して、ゾンビの町となってしまった。その事を知らない青年トムは、友人を連れて、故郷に帰って来た。まだ感染していない母に友人を紹介して、自分がゲイである事を告白した。その瞬間、母がゾンビになってしまった!慌てて教会に逃げこむ2人。だが、そこにもゾンビの群れが襲いかかってきた…!
(商品ページ・商品ページより転載)
- “『ショーン・オブザ・デッド』以来の傑作”というキャッチ・コピーが邪魔臭いゾンビ・ホラー。
- 何でも邦題で『~オブ・ザ・デッド』付けりゃいいってもんじゃない。“それが付いたタイトルは出来る限り観る”というマイ・ルールに従っているが、そろそろどれが未見なのか把握できなくなってきた。
- 解説でゲイ要素とあるので、その昔『ゾンビ・ハネムーン 大カマのえじき』という、それはもうとんでもないゲテモノ・ゾンビ映画があってだな…と語ろうと思っていたが、ちょっと方向性が違っていた。
- 軽いコメディ要素で薄めてはいるが、“ゲイである事の親族・社会への告白”と“人種問題に端を発するテロリストであることの自白(の強要)”という2つの“カミングアウト”を扱った、実は結構ディープでシリアスな面を持つ作品。どちらもゾンビの問題よりも、サイコパス化する人間によって酷い展開になっていくのが興味深い。
- それぞれ独立したストーリーが展開されていく。最後には融合はするものの、それほど関連性は持っていない。
- 劇中に「撃つな!俺はゲイだ!」という台詞があったが、それが撃たせない理由として通用しちゃうあたりが面白い。
- 主役の一人フリーダを演じるジャネット・アーマンドは男前系の別嬪さん。
- 実は結構スプラッタ度が高い。
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