フロム・ザ・ラビリンス

FADING OF THE CRIES
2011/USA/94min
監督:Brian A. Metcalf
出演:Brad Dourif , Mackenzie Rosman , Hallee Hirsh , Julia Whelan , Jessica Morris , Lateef Crowder , Paul McCarthy-Boyington , Ryan Bartley , Elaine Hendrix , Jordan Matthews

ある日、サラは屋根裏で見つけた叔父のペンダントを身につけ、友人・エミリーとの待ち合わせ場所に向かった。合流した二人は親への不満で盛り上がるのだが、その時、顔が半分黒くただれた化け物たちに襲われ、エミリーは絶命してしまう。そして、その化け物がサラに狙いを定めた瞬間、全身黒ずくめの青年が現れ、彼が持つ剣で彼女を救い出す。わけのわからぬまま、その青年と逃げ出すサラだが、その途中、教会の地下にある禁断の墓所に迷い込み、魔術師・マティアスと遭遇する。彼は彼女のペンダントを“シルランの石”と言い、返せと迫って来るのだが…。
商品ページ(1)(2)より転載)

  • 監督・脚本:ブライアン・メットカフによるファンタジー・ホラー。
  • 場面間がブツ切り展開の上に、4つのエピソードが度々入れ替わるので混乱する。
  • 全ての登場人物の人物描写と台詞内容・行動がとにかく薄っぺらくて魅力が無い。
  • ブラッド・ドゥーリフの存在感が異質過ぎて、他の出演者の印象が薄い。せめてヒロインにもう少し華があれば…。
  • アクション・シーンは派手さが無く、見栄えも悪い。
  • クリーチャー(どうやら悪魔らしい…)はデザイン、造詣共に良い出来。目を潰され血を垂れ流しながら襲ってくるゾンビ(?)も気持ち悪くて良い。
  • きっと夢オチだろうと思っていたが、とことん救いがないまま強制終了。物凄く後味が悪い。

コメント