エンジェル・ウォリアーズ

WARRIORS OF THE APOCALYPSE

2009/USA/89min
監督:Len Kabasinski
出演:Pamela Sutch , Darian Caine , Amara Arielle Offhaus , Debbie D , Brian Anthony , Renee Porada , Leon South

第三次世界大戦後、世界は一つの街を残し崩壊した。地上には人喰いと呼ばれる化物が彷徨うようになり、命を取り留めた者達はわずかな希望を胸に唯一残った街を目指すようになる。しかし街は人口の増加を嫌う独裁者ロリンズにより人口制限がかけられ、更なる人の受け入れを拒否していた。入ろうとする者はロリンズの命令により無残にも殺されてしまう。不条理な光景を目の当たりにしたスプリング、ヴィック、ルカの三人は、独裁者ロリンズから街を解放するために立ちあがるのだった…!
商品ページより転載)

  • 荒廃した世界を舞台にしたアクション・ホラー。
  • 監督・脚本は『ゾンビ・オブ・ザ・デッド 沼からきた緑色のヤツ』のリン・カバシンスキー。
  • “人喰い”は発狂したか病原菌にでも感染したか定かではない、生きている人間であり、ゾンビではないらしい。
  • ヘッドショットで頭が吹っ飛ぶ・穴が空く、建物や車が炎に包まれる・爆発するなどのSFX・VFXはほぼCGIで表現。残念ながら精密とは言えない。
  • アクション・シーンは多く、度々プロレスの大技が飛び出してくる。ただ、肝心の動き自体が鈍く、遅く、緩いために迫力が全く感じられない。また、あまりにもカメラを揺らしすぎて観ていてクラクラしてくる。
  • エンジェルと呼ぶには薹が立っているのではと思ってしまう主演のお姉さん3人組よりも、途中から登場するルーク・ゴス似のブライアン・アンソニー演じるハリスの活躍が目立つのはいかがなものか。
  • 何故か前半で女性の裸率が高いが、特に嬉しくはない。
  • ストーリー展開そのものはテンポ良い演出が意外なほど小気味良く、中弛みも少ない。低予算性のため、アイディアが実際の映像に反映しきれていないあたりの残念さと適度ないかがわしさがB級好きの琴線に触れる…かも。

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