END:エンド

EXTINCTION: THE G.M.O. CHRONICLES
2011/Germany/114min
監督:Niki Drozdowski
出演:Daniel Buder , Luise Bahr , Jerry Coyle , Christian Stock , Tobias Kay , Lee Rychter , Bina Milas , Klaus Ebert , Heinrich Baumgartner , Georg Marin , Anthony O'Connell , Nadine Arents , Patrick Molleken , Aviva Joel ,  Thomas Kusters

ドイツ・ケルンの街から突然、人が消えた。あの日から3日目。自分以外の生き残りを捜して人影の消えた街を彷徨っていたトムは、ついに7人の生存者を発見する。7人は次々に湧き起こる謎を互いにぶつけ合う。なぜ昨日までいた人々が消えたのか?なぜ自分たちだけが今も存在しているのか?やがて古い基地の跡地で衛星電話を調達した彼らは、外部との交信を試みるがやはり応答はない。8人は生きるすべを求めて行動を共にするが、さらなる惨劇の嵐は彼らのすぐ背後に迫っていた・・・。いったい世界に何が起きたのか?そして人類復活の希望の光は見出せるのか―!?
商品ページより転載)

  • 監督・脚本・編集:ニキ・ドロズドフスキによるドイツのゾンビもの。
  • 基本的に篭城ものの定石に沿ったオーソドックスな進行となっているが、そこで繰り広げられるドラマは割りと濃厚。後の展開でゾンビのみならず、原発問題も絡んでくるあたりは芸が細かい。
  • よくありがちなエロ馬鹿姉ちゃんキャラが居ないのはちょっと寂しかったりする。
  • 見所というほどではないが、アクション・シーンの作り込みはしっかりとしている。
  • ゾンビ・メイクは可もなく不可もなく。
  • どんどん進化して凶暴で俊敏になっていくゾンビはゲーム的な見せ方ではあるが、面白みがある。特に両目がなく叫び声で仲間を呼ぶ少女ゾンビのビジュアルはキーアートになってもおかしくないほど。

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