アベンジャーズ

THE AVENGERS
2012/USA/144min
監督:Joss Whedon
出演:Robert Downey Jr. , Chris Evans , Mark Ruffalo , Chris Hemsworth , Scarlett Johansson , Jeremy Renner , Tom Hiddleston , Clark Gregg , Cobie Smulders , Stellan Skarsgard , Samuel L. Jackson , Gwyneth Paltrow

公式サイト 公式Facebook 公式サイト

地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は、“最強”の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、“アベンジャーズ”。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされる“アベンジャーズ”の知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか?それとも…?
商品ページより転載)

  • マーベル・コミックが生み出したヒーロー、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ホーク・アイ、ブラック・ウィドウが一つのチーム“ザ・アベンジャーズ”として活躍する、夢のようなお祭り的超豪華娯楽大作。
  • 監督・原案・脚本はTVシリーズ『バフィー~恋する十字架~』などのジョス・ウェドン。結構意外な人選。
  • 出演は基本的にタイトル・ロールを演じた俳優となっているが、ハルクのみ大人の事情で『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンからマーク・ラファロへとかわっている。
  • 各自でタイトルを持っているほどのキャラクタがこれだけ集まると収集がつかなくなりそうだが、終ってみれば“それぞれに見せ場がある”というよりも、誰が一番目立つということがない“全員集まって一つ”とでも言うような見事な纏め方となっている。
  • “手に汗握る”的な壮大で豪快なアクション、コミカル要素を緩急自在に取り入れ、144分の長尺を全く感じさせない。
  • 本作で初登場のエージェント・マリア・ヒルもスピン・オフが出てもおかしくないほどの面白みのあるキャラクタ。
  • 字幕派なので特に気にしていなかったが、一部のキャラクタに本職の声優さんではない芸能人が声を当てている事に対して、これを問題として不買運動まで起きている。どれほどかと興味本位で少しだけ聞いてみたところ、上手い下手はともかくニック・フューリー(竹中直人)、ブラック・ウィドウ(米倉涼子)はキャラクタのイメージに合っているとは言い難いようだ。話題性云々が大事なのも理解できるが、不評を買うようでは元も子もないのでは…。
  • 恒例のエンド・クレジット時のお楽しみは2度あってお得。1つ目では次作に繋がる形で○○○が顔を見せる。2つ目のシュールな画は必見。そうだよな、そういう約束したもんな。
  • スタン・リー見逃した…。映像特典では確認したが、本編には何処にいたんだろう。
  • 映像特典の一つ、大決戦の数日後を描いたスピンオフ作品『マーベル・ワンショット:アイテム 47』は、着眼点のユニークさが際立っていて面白い。
  • いろんな特典が付いた豪華版や初回限定特別版などが発売されるかと思っていたが、普通の構成の商品しかなかったのがちょっと意外。もしかして、あとで吹き替え問題もクリアにした完全版とか出す気なのか?
  • もちろん『~2』にも期待大だが、ゾンビ好きとしては『マーベル・ゾンビーズ』の実写映画化を強く望みたい。
  • レイフ・ファインズ、ユマ・サーマン、ショーン・コネリーは何処?などというボケも時には大事。

コメント